容姿・経歴・その他メモ

バレリス（ヒューリン/男性/33歳）
「意表を突くんだよバカ。人に翼が生えるなんて普通思わねぇ」
「ダァまどろっこしい！殺す以外は専門外だ！」

　語るべきことは何もない凡庸な家庭に生まれた。親はバレリスが5歳の時に戦争に巻き込まれて死んだ。バレリスは泣き喚いたが誰も助けてくれない。散々泣き疲れて冷静にこのままでは死ぬことを悟った。
　バレリスはセルノーグ領で己を売り、戦禍に飛び込むことで生きることにした。体に瘴気を埋め込まれ戦場で人間を殺しまくった。
　――気持ち良かった。抑揚のない人生に劇薬のような刺激が投下され、脳は完全にキマっていた。瘴気がもたらす変容も、体が切られる痛みも、首を跳ね飛ばす感触も、全部最高だった。凡夫のバレリスには唯一イカれる才能が備わっていた。親の教育なんてこれっぽっちも関係ない。性善説は嘘だ。
　殺しの能力は研ぎ澄まされていった。何度も人を騙した。何度も背中を刺した。楽しかった。
　しかし、何十年もこの稼業やるうちに、一人を殺す程度じゃ何も感じなくなった。クスリに体が順応してしまうように、バレリスの刺激は日常の一部になってしまった。楽しくなかった。
　しくじったのはおそらくそのせいだ。天馬に乗るエルフの神官にその刃は止められた。そいつの仲間はすべて殺した。何も感じなかった。神官は絶望の表情でバレリスを屠った。
　バレリスは死んでいなかった。目覚めたのは監獄の中だ。退屈に溺れて朽ちていくだけ。あの快感はもう得られないのであれば、まあそれもいいかと思った。あのエルフの神官を殺せなかったのは少しの心残りだろうか。
　見上げると監獄の格子扉が木製の扉に変わっていた。少しずつ削っていた手錠を嚙みちぎり、本能の赴くままに扉を開いた。

一人称：俺
二人称：お前
口調：

成長方針

13レベル

ボーパルアーツ3、ゲイルスラッシュ3、レイザーストーム1

14レベル

ボーパルアーツ4、ツインフェンサー1、マジックカット1

15レベル

バンガード転職、フィールドワーク、フェイバリットウェポン1

16レベル

ドッジスラッシュ1、フェイト2点、フェイバリットウェポン2

17レベル

ダガーアーツ1、シャドウハイド1、フェイバリットウェポン3

18レベル

デスゲイル1、シャドウハイド2、フェイバリットウェポン4

19レベル

ボーパルアーツ5、フェイバリットブレイク1、フェイバリットウェポン5

取るべき一般スキル

フライトマニューバ、バイタリティ

セッション履歴

収支履歴