容姿・経歴・その他メモ

【アイナ】
勇魔混成計画によって誕生したホムンクルス。その身には勇者と魔王の力を秘めている。
彼女は力の根源が何たるかは知らないが、その身に余る力に振り回されている。
その身に宿した力の使い道を知ってしまい、施設から逃げ出してきた。
心優しい少女で、誰かを守るために力を使うがその度に力に蝕まれている。

【勇魔混成計画】
十年前のとある事件をきっかけに始動した計画。一つの身体に勇者の力と魔王の力を取り込ませ、
最強の生物兵器を創りだそうとするもの。組織や実験施設などの詳しい実態はわかっていない。

【魔王ラース】
魔王ラースは元々人族であった。彼女の力は星の力を借りて戦うことが知られており、その力は星の光を遮る月ない新月の日に最大の力を発揮し、その攻撃は神性さえ付与すると言われていた。
また、彼女のいた地域は標高が高く、より星の力を受けられたと考えられる。
そのようなことから彼女のことを現人神として崇め、その地方も神聖視されていた。
しかし、そのことが許せない教会がその土地の住民を蹂躙したらしい。
しかも、襲撃の日は満月であり、1番彼女の力が弱まっている日であった。
そのため、村人全てが殺されてしまい、彼女自身も大きなけがを負ってしまった。
彼女は自身をよくしてくれている人たちを救えなかったことに絶望し、その心に付け込まれる形で、上位魔族による手引きの元、上位魔族へと至ってしまった。
彼女は、最初は村を蹂躙した教会を襲撃するだけだったが、徐々に人間らしい感情もなくなり、暴虐の限りを尽くすようになった。
教会としてもこの襲撃自体が過激派の暴走であり、取り締まりや賠償など様々な手を尽くそうとしたが、上位魔族になってしまった彼女に対して反撃せざる負えなくなり、彼女自身も力が足りないことに気付いたのか襲撃がぱたりとやんだ。
その後、彼女のいた地方には近寄るものはおらず、その地を踏み入れた愚か者は帰ってこなかったという。
因みに、彼女の名前は「憤怒の悪魔」、彼女のいた土地「イラ地域」も怒りという意味からつけられたらしい。

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