アルディオン大陸の小国「ステラリウス王国」の第一王女。通称は「ローラ」。
兄がいるため王位継承権は一位ではない。きょうだい仲は良好。
（※「ウナ」は「里長の長女」を示すアグカ。国が興る前、集落内で使われていたものが慣習として残っている。兄のアグカは「ウード」。以降、「次子：ドゥナ／ドゥード」「第三子：ティナ／ティード」と続いていく。）

王族としての教育は彼女も受けていて、軍学の分野で優秀な成績を修めていた。
身体面は劣るが魔法の才があり、教育役のひとりとして招かれていた神官の影響で神聖魔法を使うことができる。

アンスロックの中でも特異な”遠い未来”を予知する力を持つ。
彼女の両親はそれが混沌と戦乱を呼ぶと考え、周りには隠しておくようにと言い含めていた。

ある日、彼女の王国は災厄に襲われ、秘宝を奪われてしまう。
その犯人である「妖魔」が、秘宝の力を悪用する未来を予知した彼女は、ひとり海向こうのエリンディル大陸へと渡ったのであった。
（※この辺変えてもらって大丈夫です）

凛とした佇まいの少女。
強い意志と、それゆえの危うい壊れやすさを持つ。
戦乱の渦、そして国を襲った災厄に苦しむ民を救えなかった現実を見てきており、力が欲しいと願い続けている。

エリンディル大陸のことは「歴史」として知ってはいるが、「文化」には疎い。
悪意に対して鈍い……ことはないのだが、「善意を疑っては失礼だろう」という感じで、結論としては騙されやすい。

「私は王女としての責務を果たさねばならないのです」
「私たちの勝利は視えています！　迷わず進みましょう！」
「いつだって歯がゆいものです……力のない自分が……」