容姿・経歴・その他メモ

父親は100年以上の刑期を課せられた囚人で、恩赦を受けるために闘技場で闘う闘士であった。
しかし、ブラッドリィが8歳の時、父親が試合で致命傷を負い、刑期を全うすることなく他界。
残された刑期を埋めるべく、縁坐（連帯責任）として彼と母親が闘技士としてその場に立つことを余儀なくされる。

ほどなくして、母親も他界。9歳で天涯孤独の身となった。

その後も、単身で勝ちに勝ち続け、20歳を迎える頃にはついに父親の刑期を帳消しにして、晴れて自由の身となった。

しかし、「闘うこと」それ以外の生き方を知らなかった彼は次なる目標を見出すため、莫大な報酬が約束される「マジェラニカ大陸 伝説の魔獣討伐隊」への参加を決意する。

討伐隊には名の知れた冒険者も多数加わっていたが、伝説の魔獣は討伐隊の想像を遥かに超える強さを持っていた。
仲間たちは次々と殺され、自身も重傷を負いその場に倒れ意識を失ったが、父親譲りの頑強な肉体のお陰でどうにか一命は取り留め、運良く現地の住民（星詠みの民という占星術が得意な一族）に救われ、介抱された。

リハビリには1年を要した。さらにその時の怪我による後遺症で、現役の闘技者であった頃のように「攻める闘い」が出来なくなっていた。
それは圧倒的な敗北が原因か、それとも星詠みの民との触れあいの中で心境の変化があったのかもしれない。

これまでは「闘い」と「勝利」こそが目的であり生きる意味であったが、今は「他者を守るための闘い」に意義を見出しつつある。

『隣に立つ者を誰一人守れず、多くの死者を出したあの時のような思いは、もう二度と御免なんだ。』

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