容姿・経歴・その他メモ

炎の魔法を操るエルダナーンの青年(？)
炎の魔法のスペシャリストと言えば聞こえはいいが、正しくは「炎の魔法しか使えない」のである。

喜怒哀楽は分かりにくいが決して無口なわけではなく、それなりに話す。
エルダナーン特有の神秘的な雰囲気を持っており、一見知的な常識人に見えるが、長年冒険者や無法者たちを相手にしてきたせいか時折言動が物騒になる。
「いっそ全部燃やしたらどうだ」
「燃やしてみるか」

そんな彼の二つ名は「灰燼に立つ者」
彼の通った後にはただ灰塵が残るのみ。
※尾ひれついてます

好き：炎、花火
嫌い：イライラすること

履歴

【出自：魔術師】
魔術師の両親の元に生まれ、その将来を期待されていた。

【境遇：落ちこぼれ】
両親はともに優秀な魔術師だったのだが、その子であるフラム自身は炎の魔術以外はからきしだった。しかも力加減を誤ってはその度にぼや騒ぎを起こす始末。周りの彼に対する評価は「落ちこぼれ」
そんな風に燃やすことしか能のない自分に出来る事といえば、冒険者としてモンスターを相手にするくらいだろうと、生まれ育った森を離れ、冒険者として各地を放浪する事に。

炎の魔法以外ろくに使うことの出来ない自分を、両親はどう思っていたのだろう。最後まで聞くことは出来ないままだった。

【目的：好奇心】
森を出た後、初めは一人で冒険をしていたが、より難易度の高いダンジョンや依頼に応えるためにパーティを組むことになった。最初は「行きずりパーティだ、長い付き合いにはならないだろう……」そう思っていたのだが、それが1週間、1ヶ月、1年……と続くうちに彼らと過ごす時間が心地良いものへと
変わっていった。そうして冒険者として彼らと過ごす内に、まだ見ぬ遺跡や秘境に挑戦する事それ自体が楽しくなってきた。

特に目的もなく消去法に近い形で始めた冒険だったが、今ではそれ自体が立派な目的になったのだ。

それから数十年。今いるパーティはこれで3つ目になる。

さて、次の冒険ではどんな発見が待っているのか楽しみでならない。


【補足※斜め読みで大丈夫です】
◆前のパーティ’s
喧嘩別れしたわけではない。他のメンバーたちは皆ヒューリンだったこともあり年齢的にも冒険者を引退することを決めたのだった。今も彼らとは交流があり２つ目のパーティのメンバーには子供、最初のパーティのメンバーには孫もいる。もう一緒に冒険ができないことを寂しく思っているが、それ以上に幸せそうな彼らの姿を微笑ましく思っている。

セッション履歴

収支履歴