アースラン大陸のエルカラドルにて活躍した英雄の家に生まれた少女。
　しかし、物心が掴む前に家族は魔族に襲われてしまう。
　赤子のスティアも誘拐されてしまい、家族全員の消息は不明となった。

　誘拐されたスティアは邪神の供物として捧げられる筈だった。
　しかし、突如現れた一本の光り輝く剣が魔族を斬り裂き、彼女を助ける。
　触れる事もできない不思議な剣。　これが育ての親との出会いの始まりであった。

　この後、スティアはエルカラドルの手で救われて孤児院に引き取られる。
　不思議な剣は自分にしか見えない事から幻のように見守る姿を見て剣に興味を持ち始める。
　あの剣を扱えるようになりたい。　その為に力をつけないとダメだ。
　こうしてスティアは剣の道を目指し、代行者になる為に鍛錬を行うのであった。

　厳しい鍛錬を越えて代行者となったスティア。
　若い身でありながら数々の戦場の活躍から「剣星」という異名を呼ばれる程であった。
　しかし、スティア本人は「自分の実力はまだ未熟だ」と思っている。
　代行者になった後、不思議な剣の姿は消えてしまった。
　理由はわからない。　ただ、「このままではダメだ」と根拠のない思いに駆られ、外界に出る。
　エルカラドルの方もスティアの見聞を広める事は大事と判断し、彼女の申請を通すのであった。

　外界に出たスティアの目的は「正義を貫く」こと。
　自分の掲げた正義を貫く事。　自分を見守り続けた不思議な剣のように正しく在る事。
　果たす事は全力で果たし、自分の行動の責任を全て背負う生き方を貫く事を心掛けている。
　この為に厳しい態度を多く取るが、困っている相手に力を貸す事もしばしばある。
　本人曰く「好きにやっているだけで感謝は要らない」らしい。
　余談だが、この性格のせいか親交関係は少ない。　親交関係は少ない。（大事な事なので（ｒｙ　

　スティアの戦闘は主に「召喚具の剣」を駆使した白兵戦を得意としている。
　代行者の中には様々な召喚具を扱う事に特化した能力を持つが、スティアは剣に特化している。
　恒常力の高い短剣・瞬間力の強い剣・攻防が優秀な両手剣。
　3つの剣を主軸に使い分ける事で単独行動からパーティ連携も可能としている。

　基本的に扱うのは長剣のクラウ・ソラス。
　光り輝く長剣の一撃はスティアの放つ剣閃の中で最も高い威力を持ち、彼女も好んで扱っている。
　集団を相手にする・長期戦の可能性が高い場合は短剣を手にする。
　双剣の真の力により身体能力を強化される事から囲まれた状態でも安定した戦いが可能だ。
　守りが堅牢・防御が重要な場合は両手剣を振るう。
　防御を貫く力を持つだけではなく、剣身の大きさにより高い攻撃力と守りで幅広い活躍を見せる。

　召喚具に特化した代行者特有の欠点により、普通の武器を扱う事は不得手。
　武器を召喚する事から精神力の消耗も激しい事から長期の連戦も苦手としている。
　だが、ヴァーナ:猫族の身体能力の俊敏性から並の相手には触れる事は困難となっている。
　
　総じた能力は、3つの武器を扱う軽戦士型の白兵ウォーリア。
　高判定の短剣・瞬間力の長剣・安定力の両手剣の3本軸を持ちながら、基本は長剣を扱う。
　また、必殺技に「3本の剣」があると言われているが、どういう技かは不明。
　スティア本人は「ズルイ技だから本気の時だけに使う」という事から無闇に使う事はない。