誕生日

：4月8日

身長

：184cm

体重

：80kg

特徴

：長身、銀髪、見目は整っている。腰まで届く長い三つ編みが目立つ。

好き

：女の子、料理

苦手

：果物（特にオレンジ）、英雄・ヒーローという呼称や物語

小ネタ

：①凄く嫌そうな顔をしながらオレンジを食べていることが時たまある。
：②料理は趣味程度だが、必要とあらば魔物ですら調理対象とすることもある。

　妹が一人いる。
　名前は「ティア・フロウ」、曰く「俺に似てものすごく美人、ほんとほんと」とのこと。マジである。

　嫁が二人いる。
　一人はシェリ、練達の武人であり、シンハイ村で【丹心門】という道場を営んでいる。
　一人はレヴェナ、夢魔サキュバスである。シンハイ村で孤児院【柊の園】を営んでいる。
　息子と娘がそれぞれいる。
　シェリの息子はレアン。"狼"の名を持つ子であり、幼いながら武の習熟に励んでいる。
　レヴェナの娘はリリス。既に母譲りの美貌を発揮しており、柊の園を訪れる者を魅了している。
　親煩悩、子煩悩であり、幸せな家族を築き上げている。

　十度、百度、数えることすら忘れる仕合の末、アッシュは親友へと打ち克った。
　それはまさしく激闘、何度となく分け合い、全力を尽くしどちらが勝ってもおかしくはなかった戦い。

　大師父の御前での決戦は、三日三晩と続いた。互いに弱点を克服し相手を研究し末の死闘。
　制したのはアッシュ、戦いの最中に自身の刃を更に強化する術を身に着け、親友に僅か一歩勝ることが出来た。

　アッシュは誓う、"最強"になるということを。

　「お前が任せられると、安心できるように」

　誓いは聞き届けられ、友より送られる鉢巻。友が元より用意していたそれは、自分をアッシュが打ち負かすであろうと、そう見込んでのものだった。

　友は都を護る守護者であった、かつて黑き龍が護っていたそこを俺が護ると。

　そう、その戦いは……互いに誓いを示す戦いであった。

　青龍房の師父という座を勝ち取り、黑き龍はさらなる上を望む。

　——ここで留まる者に意味はない、更に高く、もっと高みへ。

　アッシュ・フロウは師の技をよく使う。
　そのことを指摘すると全力で否定する。
　全力で否定する時は大体合っている。

　ロンフーシャンにてアッシュが出会った竜。
　スーデルのような連携が出来ればと思い、死闘の末に自らの愛騎とした。
　だが、もの凄いジャジャ竜だった。

　アッシュに隙あらば噛み付き、ナンパをしていたら記憶してシェリとレヴェナに告げ口しようと考えている。
　凡そアッシュの自業自得だが、戦いでもない場合は割とどつき回している。

　だが、戦いの際の連携は目を見張るものがある。それは目が二つあるように、感覚を互いに通じ合うように。
　言葉さえいらないのだ。