身長

160cm程度

体重

50kg～

瞳

赤

翼

背後にとても小さな黄金色の半透明の翼が!

良く言えば天真爛漫、悪くいえば我儘で自分勝手。
自分がこれをしたい！と考えればすぐにそれを実行しようとするし、それによく人を巻き込もうとする。
幼馴染はその代表者。

自分自身にも絶対の自信も持っており、その元気さから子供や老人からはとても人気を集めている。

幼いある日の頃、父から1対1で退治した時のノウハウを教わっている時のこと。
休憩してる時にバッタリと、忍び込んでいる彼に出会った。
そして開口一番、揶揄われた。
「よわっちぃガキ」と言われ少しばかりイラっと来た私は、分からせてやろうともう一つの木剣を渡し決闘を申し込む。
その結果、短時間で打ちのめした。それはもう、一方的に。
ただ、それでスッキリした幼き私は、彼を気に入って事あるごとに連れまわすことを心に決めた。
—————内心、同年代の友人が(女性にも関わらず戦士を目指そうとしているが為に)少なく、寂しかったから何かに理由を付けて一緒に居られる人が欲しいと思っていたのは、ここだけの話。

それからというものの、兵士としての勉強に無理言って引き連れ、剣を振るう技術を父と父の友人も呼んでともに教わることになる。

勉強等に出来る限り連れまわした結果、彼とは昔からほぼずっといるため、一緒にいるのが当たり前だと思ってる。
何をするにも一緒であり、現状は親友～付き合いのいい友人感覚。
—————内心、申し訳無さと多大な感謝はある。
が、自覚して尚巻き込むことは辞めるつもりもない。
何か"面白い事"をするのに、彼の存在はあってしかるべき...だと思う。

シーフの技術を父の友人から叩き込まれる幼馴染を隣で見ていた結果、そちらの技術も程よく吸収。
結果、軽戦士と言った方が似付かわしい柔軟な戦い方が身につく。
また、母の血の力の活かし方も覚え自らの獲物を光の剣と変化させることができるようになった。

現在、いち早く動くことに関しては幼馴染の彼に譲ることになっているが、それも追い越してやりたいと思っている。
誰よりも早く敵を貫き、暗闇の荒野を照らす一筋の光となりたい。
そう、私の目標は、英雄と呼ばれた実の父なのだ。

誰にも話していない秘密。
実は、幼い頃から今に至るまで、時々記憶に大きな穴が開くことがある。
思い出すこともあれば、思い出せない記憶もある。
ほんの数時間のこともあれば数週間単位で記憶が失われていることもある。
だがそれが原因で、今のところは、不自由を感じたことはないので誰にも知らせては居ない。

いつかふと、記憶とともに失われないか...なんて、恐ろしくて考えないようにした。