琥珀の瞳、腰までのびた長い茶色の髪に二房の赤い髪が特徴。

つねに自分がいくら儲かるかが判断の基準になっている。報酬はお金じゃないとやだ。宝石や財宝あたりはギリギリOKだが、にせものだったら、地の果てでも追いかけて取り立ててやるつもり。
闇で生きていたせいか、ちょっと人の心がないかもしれない。情では動きづらい。
いつか金では買えないものに気づく日はくるのか。。。

むかしは、主＞一族の長＞家族＞自分
いまは、金＝自分＞＞＞＞＞＞＞＞他人

誰かの思う通りに、命令どおりに生きていたので、今は自分より上がいない。迷走中。

さて、彼女はどうやって、冒険者パーティにはいることができたのか、、、？

とある王国の、諜報活動を請け負う一族に生まれた。
闇でいきる世界を当たり前と思っていたので、今でもやや常識はずれな部分がなきにしもあらず。
その生活にも疑問をもたずに生きていたが、ある時、国の王権争いによって、主は殺され、家族もまた同様に処刑されてしまった。
スパイとして敵方に身をおいていたアルテラは、それをただ見ていることしかできなかった。仕える主も家族も失って、目的をなくした彼女は、ほとぼりが冷めた頃に、何処か別の場所で主を探そうと思い立ち、国を出た。
が、一般人としての常識からほんのり外れていたため、主を探すどころか食うのにも困る羽目になる。

かねがいる。

いつしかそれが、彼女の次の生きる目的となった。
以来、得意な魔法で小銭を稼ぐ日々。杖は高価だが、これは家族の残した財産から。これはさすがに売らない。

境遇が境遇だけに、家族仲良く平和な時間を過ごしたことはないが、少なくとも大切な人たちではあったと思う。
ついぞ、親として肉親としての愛の言葉なんて聞いたこともなかった気がするが、今、外の世界で見る家族というものは、金では買えない無償の愛でできてるのだと理解しているし、自分の家族も言葉はなくとも絆はあったと思うのだ。
取り戻せないとわかっているから、のぞみもしないが、これから先も大事に思うくらいは許されるだろう。

好き：金、宝石、ごちそう、ねこ
嫌い：無償ボランティア、虫
好きな場所：ない
宝物：宝石コレクション