容姿・経歴・その他メモ

柳　未央　（やなぎ　みお）
赤毛短髪に金目の女子高生。
女である。
エリンの人達にはあまり聞き馴染みはないはずと思ってアニメや漫画の名言をしれっと使っている。
キザっぽい言い回しを多用するが、カッコつけているだけである。
見た目が良いのをいいことにセクハラ紛いの冗談もしばしば。
性格は基本的には親切に接する所謂日本人らしい性格。しかし英雄的行為などにはあまりいい感情は無く、依頼といった形の方が「らしい」と思っている。

これでも乙女なので今でも自分を迎えに来てくれる王子様を望んでいる。

元いた世界では家柄もよく父は官僚、母は経営者をしている。
爽やかな性格であり温和で人に常に優しく接する。
困っている人には率先して手を差し伸べ、間違いはすぐに窘める。
元居た世界ではかなり名の知れたお嬢様学校の三年生、生徒会副会長であった。
バスケ部のエースであり、成績も上位。その端正な顔立ちと文武両道さで「プリンス」「王子様」などと呼ばれていた。

社交界にも出る上流階級のイケメンお嬢様。
それは表向きの話。先輩後輩、友人、ひいては家族さえ知らない一部の信頼してる使用人くらいにしか明かしていない本性。
それはアニメ、漫画、ゲームなどのサブカルチャーが大好きだということ。
特に少年漫画が大好きで使用人の趣味と偽装して毎週ジャンプを定期購読している。漫画やゲームがしたくてそれ用のスマホをこっそり買っている。

いつもここではないフィクションの物語、それにあこがれをいつも抱いていた。
でも周囲の人間はこの趣味を下品だと否定し、受け入れてはくれない。
だから徹底的に自分を押し殺した。周りが望む「理想の王子様」になるために。
周りの期待に応えるにつれ、性格や価値観といったものが徐々にねじ曲がってしまった。
自身の生まれや育ちなどに胡座をかき自分よりも下と認識したものを蔑み、嫌悪し、劣ってる存在だと貶すような人間が大半の周囲の人間と世間に嫌気がさしていた。
上記のような人を「自尊心の高い猿」と認識している。
生徒会副会長として最低限仕事をこなすために振る舞いはちゃんとしているがふとした時に「猿」と思ってしまうことがあった。
そんな折、階段から転落し異世界へ転移した。
もう知っている人間が一人もいない。
そんな不安を抱くと同時に解放感すら感じていた。
自由だ
これからは自分のしたいこと、やってみたいことをやろう！
ああ、神様。ありがとうございます。この世界はなんてきれいなんだろう。

好きなタイプは王子様系かイケおじ

名前の由来は未央柳（ビョウヤナギ）
花言葉：幸い　気高さ

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