セーリア出身。
宮中でも名が知れた武官を両親に持つ。
しかし、名が知れた武官ということは人から恨みを買っているということでもある。
あるときリャンユエはそういった勢力に狙われ、大けがを負ってしまう。
このまま自分たちのもとに置いておくのは危険だと判断した両親は、リャンユエを学園島に留学させることとした。
一応身分を隠すために偽名で登録されている。
といっても、シンの字が違うだけ（本来は「申」が正しい）である。
なお、せっかく偽名で通っているのに金銭の流れでばれてはいけない、ということで、学費や生活費は一切自分で何とかするように、といいつけられている。かわいそう。

一人称は「わたし」。
基本的におどおどしており、消極的かつ内向的。
顔を隠したり後ろの方でこっそりしがち。
そういった自分に対して否定的。もっと明るくなりたい、自分を変えたいという願望がある。
一方で内向的なだけで精神面で弱いわけではなく、やると決めたことはやる、責任感の強いタイプ。
医療、看護方面の仕事が向いてそう。
好きなことは歌。
好きな食べ物はニンジン。スティック状に切ってポリポリ食べるのが好み。
両親の戦闘センスはあまり継いでない？

前述のとおり両親が金銭面の援助をしてくれないため、バイトを探していた矢先。
「そこのあなた！ティンときました！アイドルに興味はありませんか！？」と謎の女生徒アリサに勧誘され、押し切られてアイドルに…。
厳しいレッスンを積みつつ迎えた本番当日。問題が発生した。
リャンユエ「あの！？この衣装なんなんですか！？」
アリサ「ふぉおおおお！リャンユエちゃんお似合いです！最高です！」
リャンユエ「え？あ、ありがとうございます…じゃなくて！なんでスカートなんですか！？」
リャンユエ「わたし、男なんですけど！」
アリサ「…………えっ」
アリサ「ぱーどぅん？」
リャンユエ「だから！わたし、男なんですけど！」
アリサ「ええええええ！？うっそでしょそんなかわいい顔して！？」
リャンユエ「道理でなんかかわいらしい曲だとおもったんですよ！？こんな格好でステージに立つなんて無理です！」
アリサ「いやちょっとまってください！もう本番30分前なんですよ！？せめて今日！今日だけ！今回だけでいいんでお願いします！」土下座
結果としてステージは成功。かなりの高評価を受けてしまい、やめるにやめられないことに。
リャンユエの明日はどっちだ。

なお、ステージ上ではかなりテンション高く明るくかわいいアイドルを演じている。
テンション上げないとやってられない。