元来は、他人の嘘や隠し事を見破ることを専門した、裁判官として活動していたエクスマキナ。
とはいっても、彼はそういった事象に特化していたわけではない。
彼には豊富な「知識」があった。
人は嘘をつくとき、こういう所作をする、こういった反射を見せる………
そういった小さな知識の積み重ねから、人が嘘をついているか否かを判断していたのだ。

そう、彼はとても『頭が良かった』のである。
その計算能力の高さはエルダナーンと引けを取らず、それがＸＸ国軍の目に留まった。
ＸＸが戦争の渦中に入り込み、徴兵を余儀なくされた時、彼の計算能力が高く評価され、
一個師団の軍隊長に任命される。エクスマキナである彼に拒否権はなかった。

物腰柔らかく、性別や種族に関係ない、誰にでも等しい態度で接する。
また、几帳面というか世話焼きであり、常に誰かの動きをその目に捉えている。
そして、その人物が何かに困っているようであれば、助言をしに駆け付けるのが恒例である。

それに反して自分についてはあまり自信はなさげであり、
助言の際にも「恐らく」「～だろう」といった、断定こそしない枕詞が付随することが多い。
また、自身についてを『便利な道具』であると認識しており、それ相応の扱いを望んでいる。
だが、自身を『道具』ではなく『仲間』と扱われると、少し照れくさそうな反応を見せることもある。

ジャスティス

正義の青年。気功術の使い手で、私をコンティノールまで案内してくれた。とても頼もしいな。

アルヴェルト

農業が好きな少年。大丈夫だ、キミならきっと、すぐに帰れるよ。

ミュリエル

花が好きな女の子。妖精………ではないと思うんだが……本人がそう言っているし、そうなんだろう

アリス

天真爛漫な女の子。元気いっぱいなのはとてもいいことだ。

スバル

礼儀正しいアーシアンの男の子。身体はしっかりできているようで、頼もしく見えるな。

本来、この世界には「裁判」というものは必要ない。
刑事になるようなものは、神殿で神々が。民事については当人達の話し合いで大抵のことは解決する。
そんな彼らが、神々に代わって審判を下す存在―――裁判官を必要としたのには、理由がある。

即ち。彼らが、神々の加護や声を聴くことのできない者―――妖魔種族であるからだ。
リブラルドは、グライアイやホブゴブリンなど、妖魔種族であるがゆえに迫害を受け、
人里を離れてきた者たちの集落・隠れ里で、彼らのもめ事を解決するために動いてきた。

そんな中、彼らは戦争を行ってきた。
自分たちを迫害し、遂には滅ぼそうとしてきた、人間たちとの戦争である。
つまり、リブラルドは妖魔側の軍師だったのだ。

リブラルドは、依頼でなどで敵対してる妖魔たちと出会うと、まずは対話を試みる。
彼らと過去の仲間の姿を重ね、彼らともきっとわかりあえるはずだと信じているからである。

冒険者の一族

恩恵

アイテム。ヴァン・ビューレン手帳を獲得する。
《ヴァン・ビューレン手帳》取得時に【器用】【知力】【感知】から１つを選択。その能力値に＋１

束縛

使命を果たすまで生き残ることを最優先にしなければならない。
自身の異命を犠牲にしようとした場合、以降の自身のリアクションに－１Ｄする

封印図書館

恩恵

アイテム。ペレデンネメモを獲得する。
《ペレデンネメモ》自身が行う判定の直前に使用。その判定に＋２Ｄ。シナリオ１回

束縛

待つのがとても苦手である。自身が待機を行った場合、以降の【精神】判定に－１Ｄする

伝説の武具

恩恵

アイテム。伝承武具を１つ獲得する

束縛

獲得した伝承武具を装備していない場合、あらゆる判定に－１Ｄ