母は猫族の英雄。
世間はうらやましがったが、うれしくなかった。英雄の子は次代の英雄に、母親のようにすごい力があると私を褒め、落胆すると父を責めた。
「あの父親とでなければ」なんて陰口を聞くたびにどうしようもなく苛立った。
父は優しく繊細でいつも家を空けている母親と違ってずっとそばに居てくれた人なのに。
一秒でも早く母親より強くならなければ。その想いだけで無謀なクエストにばかり手を出していたある日、悪名高い妖魔との大戦に参加し、捕まった。父に申し訳ない気持ちとこれから自分はどうすれば良いのか。そう思っていたのも束の間、拍子抜けするくらいすぐに助け出された。
「オドハ」という名前のドゥームガードだった。オドハの戦いはすごかった。魅了された。
人々がなぜ英雄を求めるのか、父が陰口をたたかれてもなお胸を張っていたわけを理解した。英雄。それに魅了されたのか・・・あるいはただ、オドハに恋をしたのか彼について行こうとしたがその傭兵団はドゥームガードだけで構成されているようだった。だから後ろからいつもこっそりついて行った。
まあ、ばれていたが・・・


オドハは死んだ。それもあっさりと、あのときあんなに凜々しく戦っていたオドハはゴブリン王”ルアダン”にあっさり殺された。もちろんその場に居た私も死んだと思ったが、一番弱かった私はヨルムンガンドの気まぐれで生き残ってしまった。
そうして一人残されたが、村にはもう帰りたくない。だから、好奇心の赴くままオドハの旅したこの世界を私も巡ってみようと思う。意外とあっさり殺されるかもしれないし、もしくはどこかでは母のように英雄と呼ばれるのかもしれない。

今のチームは居心地がいい。
リーダーは戦局を読むのがうまいし、ゼルは同族だからか話も合う。
グランゾは馬鹿だが、いい奴だしクラーレは何というか神秘だ。あいつの防御術には目を見張るものがある。

ラミーhttps://yutorize.2-d.jp/ytsheet/ar2e/?id=Bn0YlX
ゼルドhttps://yutorize.2-d.jp/ytsheet/ar2e/?mode=edit&id=JiBWGL
クラーレhttps://yutorize.2-d.jp/ytsheet/ar2e/?id=JDRQI3
グランゾhttps://yutorize.2-d.jp/ytsheet/ar2e/?id=JDRQI3

一人称「私」
二・三人称「君、○○(呼び捨て)」

性格：クールで素直。敬語は使わない。
「ふーん知らなかった。また一つ勉強になったな」
黒髪だったが、オドハの死をみて、真っ白になった。彼の形見の金色のベルトを腰に巻いている。
種族紋はオドハがこっそり仲間の印だってくれた物
出身；エリンディル大陸西方

スキ：スパイスのきいた肉、強い人
キライ：弱さを隠そうとする人、ゴブリン

アルディオン大陸の人間は長生きなのだな。どうやらネヴァーフよりも長生きする種族もいるらしい。
頑強なネヴァーフがお父さんと呼んでいた気がしたし、魔法使いの子はネヴァーフをおじいちゃんと呼んでいた。
いや、あのネヴァーフは「通さん」と言っていたのかもしれない。
リーダーの神がかった回避がなければどうなっていたかわからないし今回も危機一髪だった。といえるだろう
まあでも、やっとまともな装備を手に入れた。オドハにもいい土産物を買ったし次はどこに冒険するのだろうか…
アルディオン大陸で買い物可能
能力値+1

今度はマサラディカ大陸へ行ってきた。あそこのカレーという食べ物はものすごくおいしい。オドハはからいものが苦手だったから「食えないな」とか言うんだろうか？トムヤムクンをお土産にすることにした。
それにしても、今回はパーティの全滅を覚悟した。もう二度とメンバーが死ぬところは見たくない。私には蛇の加護もあることだし、味方の盾くらいにはなれるかもしれない。そうしようか・・・
能力値　敏捷/筋力+1

東方の地で、悪巧みをしているやつがいるから、そいつらを捕まえてこいとの依頼が来た。案の定またディエゴだ。
しかし、今回は嫌な予感がした。前々回から前回の依頼の難易度もかなり上がっていたし、今回同じだけ上がっているなら私たちはそれほどに成長できているか？それに、仮にこの依頼をクリアして次は？ディエゴの過剰な信頼も引っかかる。これはまるでオドハの時と・・・
・・・案の定だった。リーダーがとっさに転移しなければ、よくて捕虜。もしかしたら何人か死んでいただろう。
冗談じゃない。二度と繰り返さないために私は何をしてきた？あの時得たあの蛇の力に慢心でもしていたというのか？
悪魔に魂を売ってでも、私は勝たなくちゃいけない・・・。
サーシャはオドハの死後伸ばし続けてきた髪をバッサリと切った。

冒険者として慣れてきたあなた方は刺激を欲していた
そんな話を知ってか知らぬか何度も同じ依頼が迷いこんでくることとなる
再び始まるとても大きな戦いへの始まりとなるとは知らずに…
アリアンロッド2eキャンペーン
「最果ての地へ・再び・もう再び」
冒険の舞台が君たちを待つ

ディエゴより受けた依頼を果たし束の間の休憩をしていた
また、すぐに呼び出しをうける。
しかし今回は何故かいつもの路地裏ではなく路地裏近くの「野生のエネミー出撃亭」という一風変わったお店に呼ばれた
そんなところに呼ばれたのは何故・・・