現状は特に大きい思い入れはない。
　ギルドの掲げる実力主義の考えは良い考えだと思うし、戦いに身を置く環境は願ったり叶ったりだ。
　好きに奔放に生きる自分の事を気にする人もあまりいないし、最小限の礼儀を守れば済む点もありがたい。
　退屈が続かないのなら、しばらくはお世話になるのも良いかもしれない、と考えている。

　ただ、自分を見込んでくれたソフィアには少し特別な感情がある。
　未だに大成へと至らない自分の剣を見て、ギルドに推薦してくれた事から他メンバーより信頼している。
　

　もみじ自身の考えは、自由と喜び、義理の3つを大事にする事を心情としている。
　それ故に「全ては好き勝手に楽しく過ごす事があるべきだ」と極端な考えを持っており、
　良くも悪くも「強い奴が物事を好きに決めてもいい」という弱肉強食の価値観を正しく思っている。
　しかし、それ以上に「義理を大事にする事が人として正しくあるべき事だ」という教えを大事にしており、
　名を知る相手に対しては彼女なりに礼儀と礼節を行い、自分の出来る事を果たす武士の考えを持つ。
　
　豪胆な考えを持つ人物に思えるが、彼女の本質は「無関心」である事が大きい。
　義理を大切にする姿から一見はそう見えないが、彼女は剣の道以外は何事も興味は乏しい。
　これは自分自身も含んでおり、相手よりも自分自身を無下に扱う事さえも良しとしている。
　人によっては「自己犠牲」「自己否定」などと思われるが、正しくは「武器」「道具」に近い思想だと伺える。
　剣の道に生きる以上、己の益を望むのは剣で在れず。　縁を大事にし、刃を振るう事が剣の道と云うだろう。
　
　最も、もみじ本人は「自分は好きに生きてるだけ」と、ここまで複雑に考えていない。
　…そう思いながらも、自分の益となる提案を好ましく思わない辺り、筋金入りに染み込んでいるようだ。
　

　特別な経歴は特にない。
　ただの武芸者の家に生まれ、武芸を嗜む日々を過ごしていた。
　庶民の生まれ、女である事からも、当たり前の時間が流れていた。
　
　そう、父親の命を奪う事になるまでは。
　特別な事情も、問題も、目的もない。　　父が願った故に、少女は父を殺した、それだけだ。
　けれど、父の願いを叶える事はできなかった。

　その後、親殺しの罪を持った彼女は気付いた時は西方大陸へと流れ着いていた。
　全てがどうでもいい。　そう思った少女は「紅花」という名を捨てて、新たな生活を過ごす。

　それから数年。
　子供とは言えない年齢になった彼女は今も刀を振るい続ける。
　「無心」の領域に辿り着くまで。

PC名：もみじ
所属ギルド：赤翼の剣
やりたいRP：剣客・鉄心キャラ
HP：71　　MP：45　　フェイト：5点
防御力：20/3　　回避性能：4+2d6≒11
行動値：12　　移動力：12m
切り札：スラッシュブロウL1、ボルテクスアタック、スピードアタッカーⅠ

命中：10+3d≒20.5
ダメージ：33+7d6(+2d6)≒57.5(64.5) 物理/単体/白兵(/制限:シーン1回)

カバー性能：なし
軽減性能(トゥルーアイ)： 12 / 自身・防御中1回
備考：CL6-7にて《カバーリング》関連を取得予定

・セット1：
《スマッシュ》+《バッシュ》
武器攻撃/判定:10+3D/ダメージ:33+7D/白兵:物理/対象:単体/射程:至近/コスト:9

・セット2：
《スマッシュ》+《バッシュ》+《ボルテクスアタック》
武器攻撃/判定:10+3D/ダメージ:83+7D/白兵:物理/対象:単体/射程:至近/制限:シナリオ1回/コスト:9

・セット3：
《トゥルーアイ》
タイミング:DR直後/ダメージ軽減:10/制限:防御中1回/コスト:4