誕生日

：4月1日

身長

：172cm

体重

：102kg

特徴

：青い目　黒髪　鋼のような肉体

好き

：肉　魚　甘いモノ　お気に入りの冒険小説（勇者の実体験を記録した物を特に好む）

苦手

：苦い・酸っぱいモノ　厄介なクレーマー　面倒ごと

趣味

：鍛錬　武器弄り　読書(ジャンル限定)

特技

：片手で腕立て伏せが出来る。

言語

：西方共通語(パリス語)

　一言で表すのならば、【常人離れした筋力を誇る、お人よしの青年】だ。

　趣味は鍛錬とジャンルを限定した読書、後は相棒の調整。
　頭はそんなに良くはない、政治の関係性などの面倒事を考えるのは以ての外。
　その反面、力仕事はめっぽう得意である。常人に出せないパワーは自身の持ち味だ。

　信条は「困った人を助けるのが、勇者」。後者の方は、色々な思いもあり口にはしないけれど。

　特別なことではない。彼はただ、人より少しだけ力が強く、近しい誰かの傷を好まないだけの青年なのだ。　

　アルディオンの大崩壊から数十年、安寧と平穏を約束されたかに見える世界でも、未だ被害者は後を絶たない。

　国同士の小競り合いから生まれた山賊により家族を殺され、彼は物心ついた時から既に天涯孤独の身であった。
　己一人でも生き抜く力を付ける。ひとえにその生存本能が、異常な筋力を生み出したのかもしれない。

　天涯孤独の身でありながらも、6歳の頃より"二代目"サントスに拾われエリンディル西方都市クラン=ベルへと身を寄せる。
　無論、ただの慈愛の精神ではなく、Fリーグの闘士と成り得る可能性を見込んでのこと。

　7歳の頃より6年間、サントスの期待と裏腹に、戦績は幾度の敗戦によって黒一色へと染まっていく。
　しかしながら、意外にも客からの評判は悪くなかった。
　その肉体が頑丈である為か、敵の大技を何度も受けることで盛り上げを演じたのだ。
　皮肉にも、本人はただ勝ちたいと思ってのあがきであったのだが。

　灯った黒星の数は100戦にして99。ただ一度のみの引き分けを含め、戦績は100戦99敗1分。
　その様は、まるで黑き星の山に塗りつぶされた、先の見えぬ真っ暗闇の空。
　終わった未来をあざ笑うように、ただ一つの灰星に未来を望むように。
　人々は侮蔑と賞賛を込めた二つ名を彼に名付けた。

　その名も、【｜負け犬の王《ゲームオーバー》】。
　――彼の登場する試合は、決して賭けに成り得ない。

　14歳のある日、サントスより受けた提案は『学園島アカデミア』への留学だった。
　クラン=ベルより外の世界、それは朧げになった記憶の片隅にしかない。二つ返事で承諾し、留学に向けた勉強を始める。
　周りの大人たちも必死に頭を回し、フラクスの勉強に付き合う。そんな積み重ねを経て、1年の月日が経ち――。

　フラクスはサントスと共にアカデミアを訪れる。進んだ文明に、世界が凝縮したかのような風景。
　目に映るもの全てが目まぐるしく、好奇心に従い様々な学校を渡り歩いた。
　その中で、異彩を放つ赤の瞳と出逢う。

「君の理想を教えてくれ。妥協に塗れた目標ではない。理性を排した君の願いを」

　理想を叶える為に、取引相手に多大な犠牲を求める悪魔【アイリアル】の長、エリカ・ギフト。
　フラクスに何かを感じ取ったエリカは、自身が属する学校へとスカウトする。条件はただ一つ、【アイリアル】への入部だった。

　こうして学内外からの推薦を受けてエルクレストカレッジ分校へと入学する。
　それから1年経った、16歳の現在……。

　フラクス・フォーティスは、エリカ・ギフトの素行と評判の悪さに、悪魔と取引したことを若干後悔し始めている。

※基本的に【筋力・器用・精神】を伸ばす。

＜アルテマガジェット：所持OPパーツ＞

貢献点内訳:550/1460

貢献点使用量:910
貢献点換金:370
オーダーメイド武具:A:30
オーダーメイド防具:B:210
能力基本値の増加:50
最大HPの増加:20
オプショナル伝承武具::200
OPパーツ購入:30

西方共通語(パリス語)
アルディオン語(オリジナル言語)