容姿・経歴・その他メモ

フルールの専属の使用人。
本来は彼の傍にいなくてはいけないのだが、氷原にいる間くらい付きまとわないでくれとフルールに言われてしまい、割と自由に過ごしている。
新しい何かを見るのが好きで、フルールに許可をもらっては自ら調査に出向いたりもしている。

自分の暮らす世界に飽きてしまった。
なにか新しい刺激が欲しくて、探し回っていた時に、世界を渡った同胞の話を聞いた。
こことは違う別の世界…少し怖かったが、それよりも好奇心が勝った。
その同胞に話を聞き、様々な文献を漁り、ついに世界を渡る方法にたどり着く。
我慢など、できるはずもなかった。
旅立ちの準備を終えると、すぐにその方法を試してみる。
しかし、想像以上に難しく、あえなく失敗。
準備していたものはどこか別の世界に飛ばされて、私は目指していた世界とは全く違う世界に、着の身着のまま放り出された。

たどり着いた先は、どうやらなにかの遺跡のようで、これからどうしようかと茫然としているところを、アルストロ・シュリエール直下の調査団によって拾われる。
行く当てもない物をどこかに放り出すわけにもいかず、しばらくの性格や危険思想はないかの観察期間の後、問題ないとわかると伯爵家の使用人として雇われる。

フルールが生まれてからは、戦闘の実力もかなり高く、護衛も兼ねられるということで彼の専属の使用人となった。
フルールが生まれてからずっとフルールの傍にいるため、彼のことを弟のように思ってなにかと構おうとする。
フルールの年齢が上がるにつれて、ウザがられるようになっていった。
彼がアルストロからの命で氷原に出向くことになった際は、当然彼女もついていくことになり、氷原へとやってきた。

使用人ではあるのだが、基本的に自由人過ぎる上に、なにかと姉面をしてくるのでフルールには苦手で面倒な人物と思われている。

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