容姿・経歴・その他メモ

一人称：わたし　二人称：◯◯さん

長い黒髪に闇に吸い込まれそうな黒い目をしている。
父は名のある神官、母は魔力を持つフィルボルであり、
血筋による魔力は相当なもの。

ただ本人は神や魔力に興味がなかった。
幼少期にいじめられ、仕返しをしてやろうと自ら学ぶまでは。

自分を助けてくれない神は信じず、魔術について独学で研究した。
ある日幻術を使えば、いじめてくる相手を陥れられることに気づく。
彼女のイリュージョニストの才能が開花した瞬間である。

父母から受け継いだ魔力を自分なりにアレンジし、
いじめっ子に仕返したまでは良かったのだが、
村でその噂が広まり、ヴィヴィの家族は独立してしまった。

父母は困り果て、修行の意味も込めて何も持たせずにヴィヴィを追い出した。

「自分が神を信じないで、神官の娘なのに神に仕えないのが良くなかったのかな。。。」

ヴィヴィは家族からも見捨てられたと思い、ヴィヴィの目は更に闇に染まり、生気を失った。
生きる希望は無いが、特に死にたい訳ではないので、放浪の末依頼をこなすことで日銭を稼いでいる。
神官の娘であるため、アコライトの才能は元からあり、見様見真似で魔術を使うことができた。
神を信じていなかったが、自己暗示により神を信じる気持ちを持っている。

``ただ、神殿や神官等、聖なる力を他から感じることは大変毛嫌いしている。``

たまに虚空に向けてブツブツ言っていることもあるが、これも自我を保つためなので仕方がない。
明後日の方向を向いているヴィヴィの明日はどこへ向かうのだろうか。

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