容姿・経歴・その他メモ

【容姿】
黒髪、灰の眼、容姿端麗、身長は少し低い

【経歴】
「巫をしていた。あぁ、それは今も変わらないか。」

【性格】
自由気まま、静か、社交的、箱入り

【好き】
茉莉花茶、伽羅のお香、茶菓子、本、芯のある人、好きなことを見つけること、自由

【嫌い】
DQN、八方美人、（黒く塗りつぶされている）、束縛

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草原の真ん中で、巫は笑った。

成功した！成功したんだ！
ざまぁ見ろ！僕は逃げてやった！

転生なんて大層な術が準備無しで発動するか賭けだったが、何とか霊力で押し切った。
まぁ、まさか僕が反抗するとは思ってなかっただろうから、術を展開できたんだろうけど。

じゃなきゃ、今頃黄金の雲上だっただろう。
ブルリと体が震える。
寄ってたかって可愛がられて永遠に飾られるなんてゴメンだ。

今頃大焦りして、お互いに責任を押し付けあってる頃合だろう。
争いも鎮静するどころか激化し…

民に悪いことしたな。
罪悪感が滴るが、後悔は一滴も無い。

ようやく落ち着いた心で状況を把握する。

心しかねぇや。
体どこ行ったし。

どうやら術の構築が急すぎて、肉体が残されてしまったようだ。
霊力も大幅に激減してる。
魂だけで過ごせる世界でよかった。
そう思うと、本当に博打でしかなかった。

ここは何処だろう。
巫として仕えれる神はいるだろうか。
（黒く塗りつぶされている）の目くらましに使わせて貰おう。
今のままじゃ、力を使えば見つかるかもしれない。
縁を薄くする為に、名前も変えた方がいいだろう。

まずは、近くの街はどこだ(･ω･≡･ω･)

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