ちょっといいとこの出身だったホークは家族で船での旅行に行った時に船よりもデカい魔物に襲われ散り散りになった（家族は消息不明）
そして運よく？浜辺に流れ着いたホークは覚えてるのは自分の名前だけ、どうしてあの場にいたのか、何があってこの傷を負ったのか。思い出せない
そこからは港近くにすむ親父たちに囲まれ海賊（まあ略奪とかしてるかな）行為をしながら暮らしてた。
数年がたって冒険者たちに悪事がバレ、討伐され捕まり今はその力量を見込まれて助っ人冒険者兼神殿の雑用係として働かされている。

港の親父たちは昔は敵なしの強い海賊だったのだろう。いくつもの栄光の数がそれを物語る。だが今は衰えていて普通に漁師として暮らしていたが近年魔物による不漁で満足に生活できる状態じゃなかった。親父たちの子供が腹を空かせてるのをみてなぜかほおっておけなかった（無意識での弟妹と重ねた）
ホークは必死になって親父たちから海賊としてのノウハウを学び自分から略奪行為を始めた。親父たちに習って商船は襲わなかった、同業者。他の海賊が奪ったものを奪っていた。そうして少しづつ金を作り、その近辺の海賊たちからはホークのことを『沈まずの船”タイタニック”』と呼ばれるようになった

流れでギルドメンバーに勢いでさせられて（19レベル現在）不満もあり、なんだかんだ強敵と戦えてることに喜びもある。
どうしてもメンバー達には強く当たるがそれが俺なので折れる気はない。おそらくこれからも奴らには強く当たるだろう
特にダグナにはいい様に使われてる気がしてるのでいつかギャフンと言わせたい。ビビらせたい。
フルルとナームには少しだが妹みたいなもんと思ってるとこがある。
戦闘時では《一応》《念のため》《少しでも》《可能ならば》守ってやらねばと思うが基本フルルに守られてるので防御にも力を割くべきか迷っている。ナームを守ろうとするのは無駄なのでダグナを守れるときに守るスタンス、それ以外の時は頭空っぽにして殴る！単純で楽！
特にダグナを守れた時は【これで貸しが出来た】などの考え方で内心上機嫌である

これまでの冒険で実は思いだしたことがある、ブライアント家、そして父はゴルフォード地方の大商人だ。数ある商人のまとめ役をしていた。幼少の頃はホークも父親の手伝いで商船に乗っていた記憶。だからだろうか村の親父の教えもあったが商船を襲うことはしなかった。忘れていても奥底にあるこの記憶がそうさせなかったのだろう。
妹と弟は確か双子だったはず。ただ顔を思い出せない。「ホーク兄ちゃん」という声が頭の中でこだまする
そして母親の記憶で思い出したのは船の上で笑顔を浮かべた女性だけ、それか母親なのかすらわからない。