容姿・経歴・その他メモ

父親……フィンジアス島出身、ヴァンスター帝国出身の父親はエルーランとの戦争に敗れ、そのまま捕虜から奴隷へと堕ちる。
ヒューランの貴族、現母に拾われ第一子を出産するまでに信頼を置かれる。
だが母は没落し、自分の欲の為に子を売ろうとする母親を殺害、産まれたばかりの子供に生きる術として銃と手紙を添えて孤児院に委託。
　手紙の内容は「私は母を殺し、この子の未来も奪った罪人だ　私にこの子もお前も殺されたくなければ、すべての仔細を隠して赤子を育てろ」というもの、そのまま投獄され行方知らず。

シムラ・クルム……何も知らずに孤児院にて育つが、院長の部屋を親友と探検中に銃を発見。
　無邪気に持って遊んでいる所、友達の足を撃つ。その時周囲に職員は不在であり、友人は失血死。帰った院長はこの事態を隠蔽し、銃の経緯と父と母について話す。
　そこから何年も塞ぎ込むが、孤児院に魔族の群れが襲来し、多くの死者が出る。
　銃を携えて魔族を撃ち殺した後に院長からその銃を扱う道を提案され、血にまみれたまま震えなくなった手で頷く。
　以降、自分の母、及び自分を殺そうとしている父の頭蓋に弾丸を返しそのまま自分を戦闘によって使い潰す、という破滅的な思想の少女は旅を続ける。

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