容姿・経歴・その他メモ

「"人を護れ"と。そう願われて、ボクは生まれたんだ」

覇王の遺産が1つ、『"金剛の盾"プリドウェン』。
その召喚具に宿った魂が、500年かけて妖精と化した存在。



嘗てのエリンディル西方、パリス王国にて。
強大な力を有する覇王の武具は、当時から既に伝説として謳われていた。
そしてそれらは、力を求めた悪しき人間に狙われることになる。

召喚具。
神器を模した"影"を召喚し、一時的に現出させた武具。
覇王の遺産にまつわる伝説を"神話"に見立て、本物に神器としての"格"を与えれば、その召喚具を呼び出すことができたのだ。
悪しき人間は、誰もが注目する本物ではなく、西方ではほぼ知られていない紛い物に手を伸ばした。

しかし召喚具は、召喚者がいなければ維持できないモノ。
元の技術が神の眷属に由来することもあり、悪しき人間は召喚具を呼び出すことができなかった。

そこで悪しき人間は、罪なき人間を騙し、覇王の遺産の召喚具を呼び出させた。
そして、召喚術式に瘴気を混ぜ込み、モノであるはずのソレを堕落させた。
堕落した存在は、天に還ることができない。
故に、呼び出された召喚具は、召喚者が力尽きるまで現世に留まり、召喚者を瘴気で侵し続ける【呪いの武具】と化した。
召喚者が力尽きれば、次の所有者を新たな召喚者とし、再び瘴気で侵す。
元の召喚者も、元凶たる悪しき人間も、全てを等しく瘴気で飲み込み、"影"は世界に放たれた。


それから、凡そ500年。
数多の戦場で悲劇を招いた"影"は、『月夜の狸』の手により、遂に瘴気から解放される。
己を構成する大部分が失われ、残ったのは核となる"願い"のみ。

『戦場に送り出す友を、家族を、大切な人を、護ってほしい。生きて帰ってほしい。ただ、それだけなんだ―――』

今は亡き鍛冶師にして、瘴気に呑まれず自身を使いこなした唯一の召喚者。
武器は"人を傷つける"ものなのだと、どこか自嘲気味に笑いながら、それでも彼が武器を造り続けた理由。
根源たる願い。



その願いは、魂は、今日に至るまでの軌跡と共に、奇跡を伴い命を得る。
真に認めた担い手―――マスターたちを護る、誇り高き"道具"として。

履歴

【使用言語】
・西方共通語(パリス語)

【貢献点状況】

180/440 (残/総取得)

・二つ名の獲得"金剛の盾"/-10 (用途/点)
・能力基本値の増加：筋力/-10 (用途/点)
・オプショナル伝承武具の獲得/-200 (用途/点)

20231223卓後
・二つ名の払拭"金剛の盾"/-10 (用途/点)
・誓約の解除/-30 (用途/点)

【オプショナル伝承武具】
伝承冠 (頭防具、重量2、物理防御+[CL+1])
継承：生来 (重量+2、【精神】+1)
伝承：再生 (戦闘不能を回復し、【HP】を1点にする。未行動の場合、行動済にならない。シナリオ1回)
呪詛：吸魔 (装備者が攻撃の命中判定を行った場合、即座に5点のMPロス)
宿命：伝説

セッション履歴

収支履歴