容姿・経歴・その他メモ

分厚い鉄の防具と兜に身を包み、姿を隠したネヴァーフ。兜と自前かどうかわからない髭で声がくぐもっており、性別はわからない。身長97cm。体重80kg（鎧込み）。

雪深い村出身。狩りと料理が得意で人に食べさせることを好む。飯食ったか？が口癖。
人に自分の姿を見せることはなく、常に防具を身に纏っている。お酒を飲んで酔っ払ったとしても自ら防具を脱ぐことは絶対にない。
ネヴァーフではあるが鍛冶や金物には疎く、金属武器よりも弓を好んで用いる。

故郷で長らく村の守護者兼狩人兼神官を務めていた。神聖騎士団の誘いを断っていたが、後任の守護者が育っていることと槌を振るわない変り者扱いされている事、そして近親者がもう村にいないことから誘いを受けることにし、村を出た。


【過去について】
幼少の頃、年上の幼馴染と共に雪山で遭難したことがある。寒さと飢えに苦しみつつも野外活動技術の心得のあった幼馴染に助けられ、木の実や少ない携帯食を分け合って耐え凌いだ。しかし、雪は一向に止まず食料は尽きかける。幼馴染は食料が僅かであることを隠し、「ボクはもうたべたから」と笑いながら自分の食料をノンノに食べさせた。朦朧とする意識の中で幼いノンノがその自己犠牲に気付くことはできなかった。
ある時、幼馴染は食料を探しに行くと言い残し隠れていた洞を出ていった。だがその後、一向に幼馴染は戻ってこない。残った食料を食いつぶし、ノンノは幼馴染を探しにふらふらと外に出た。運が良いのか悪いのか、その時丁度雪は止んでいた。
足取り重く歩くノンノはやがて、嗅いだことのない匂いに気付く。似ている匂いがあるとすれば鉄の匂い。その方向へと向かうと、そこには丁度獲物にありつけた狼の群れがいた。白い雪の上に広がる血だまりに群がる狼たちは、新たな闖入者を目ざとく嗅ぎつけると赤く染まった牙をノンノへと向ける。狼がとびかかると同時にノンノの記憶は途絶えた。
目が覚めるとノンノは村の診療所にいた。狼に襲われ首から胸にかけてを引きちぎられたノンノであったが、その後すぐに駆け付けた漁師によって助けられ、一命をとりとめた。3日程眠ったままだったと神官は安堵の表情を浮かべる。
大人たちに幼馴染の事を問うと、「彼は助かったが療養と家族の都合によって遠い故郷へと帰った」と告げられた。大人たちのぎこちない作り笑いから、ノンノはそれが嘘であると察した。

ノンノは以上の経験がトラウマとなり、幼馴染の献身からは「他者へ飯を食わせること」、狼に襲われたことからは「常に防具を身に着ける」という２つの強迫観念を持っている。

セッション履歴

収支履歴