人間性

一見[お人好し]と思われているが割りと[ドライ]な面もある

立場

その他　…　傭兵

大切表

輝ける笑顔

設定：
　"ウィアードアース"の現代地球に生まれた少女。
　人体を改造する未知のウィルスが存在し、生体組織を使った人体改造技術を発達した世界。
　その世界のウィルスの被検体として誕生した人工チルドレンの一人。

　生誕してからは感染者を処分する役割を忠実に遂行し、多大な成果を挙げ続けた。
　しかし、戦い続けた代償によりウィルスの侵蝕が進行した事から処分候補となり、監禁生活を過ごす事となった。
　今まで感染者を処分した罰だと受け入れ、何もない日々を過ごす中、たまたま一つのゲームに出会う。

　作品名は知らない。　最新物のVRで作られたファンタジー冒険物のRPGで少し有名なものと聞いた。
　興味はなかったが、する事もないから遊んでみた結果……、思いの外に楽しくて嵌ってしまった。
　ゲーム故に、身体能力の差は小さく、知識に関しても未知が多く、能力の行使もできない。
　非日常な世界でありながら「一般人」になれる世界に少女は幸せを感じた。
　その中で、たまたま出会った冒険者の少女から教えてもらった「笑顔」は大切な思い出の一つとなった。

　そんな幸せな日常の日々を過ごし、様々な出会いと別れを経験して最後の日が訪れる。
　少し名残り惜しく思いながら、意識を闇の中に沈ませるが……、変化がない。
　恐る恐る瞼を開くと、そこはゲームと同じ世界……異世界に召喚されたのであった。

　"ウィアードアース"の現代地球人である事からアルマは召喚前の時点で戦闘能力を既に有している。
　幼い年で危険な戦闘や殺生を躊躇わないのも、主に現代地球の生い立ちの影響が大きい。
　更に、異世界の祝福によりウィルスが沈静化されている事から召喚前よりも戦闘能力が大きく減少している。
　とはいえ、そのお陰でウィルスの能力をリスクなく使用できる事からも現時点ではアルマに危険性はない。