ゆとシートⅡ for AR2E - ゆと工公式鯖

Reyes - ゆとシートⅡ for AR2E - ゆと工公式鯖

“Grim Reaper”Reyesレイエス

プレイヤー:poinu

メインクラス
ナイト
サポートクラス
セージ
称号クラス
種族
ヒューリン
年齢
39
性別

成長点

使用
590
残り
14
総計
604
キャラクター
レベル
11
HP
123
MP
+11=93
フェイト
5
/使用上限: 3
能力
基本値
能力
ボーナス
クラス修正
メイン/サポート
スキル
能力値 スキル
判定
+ダイス数
筋力 22 7 2 9 9+2D
器用 20 6 1 7 7+2D
敏捷 9 3 1 4 4+2D
知力 9 3 1 4 4+2D
感知 9 3 1 4 4+2D
精神 19 6 1 7 7+2D
幸運 6 2 1 3 3+2D

ライフパス

出身地
エリンディル大陸東方
出自 貴女の親は、漂泊の民である。野外での活動に関する基本的な知識は、すべて親から教えてもらったものだ
放浪者
境遇 あなたは義理の親に育てられた。
義理の親
目的 あなたの目的は正義だ。その体現のため、あなたは日夜行動している。
正義
装備品 重量 命中
修正
攻撃力 回避
修正
物理
防御力
魔法
防御力
行動
修正
移動
修正
射程 備考
右手 死神の大鎌 17 17 -3 至近
槍/両何かと気に入って使用し続け、細かく自分なりのアレンジを加えている大鎌。

パッシブ。この武器による武器攻撃で1点でもHPダメージを与えた場合、メインプロセス終了時にあなたの【HP】を2D点回復する。

(※相当品、元は「血吸いの槍」)
左手
頭部 クロスヘルム 3 -1 3
頭部全体を完全に覆う兜。
胴部 ミスリルアーマー 13 -1 13 -2
ミスリル製のプレストプレート。
補助防具 クリスタルバックラー 2 1 5 -1
この防具は「種別:盾」と同時に装備できない。クリスタルで作られたバックラー。
装身具 豪傑の証 1 1 5
パッシブ。装備者が行なう武器を使用した命中判定の達成値に+1し、さらに装備者の【物理防御力】に+5する。
合計 武器 17/22 1 1 17 0 -1 26 0 -3 -3
防具 19/22
戦闘 命中
判定
【器用】
攻撃力 回避
判定
【敏捷】
物理
防御力
魔法
防御力
【精神】
行動値
【敏捷】
+【感知】
移動力
【筋力】+5
スキル
アームズマスタリー:槍
ダイス数修正 1
ダイス数修正
合計+ダイス数 8+3D 17+2D 3+2D 26 7 5 11

特殊な判定

スキル その他 合計+ダイス数
トラップ探知(【感知】) 4 +2D
トラップ解除(【器用】) 7 +2D
危険感知(【感知】) 4 +3D
エネミー識別(【知力】) 4 +2D
スキル その他 合計+ダイス数
アイテム鑑定(【知力】) 4 +2D
魔術判定(【知力】) 4 +2D
呪歌判定(【精神】) 7 +2D
錬金術判定(【器用】) 7 +2D

スキル

取得元 分類 名称 Lv タイミング 判定 対象 射程
コスト
使用条件
種族 ハーフブラッド 1 効果参照
メイキング
自身
取得する際に「タイミング:メイキング」が含まれている、ヒューリン以外の種族スキルをひとつ選択せよ。キャラクター作成時に、選択した種族のスキルを取得する。タイミングや対象などはそのスキルを参照すること。ただし、【幸運基本値】に-3する。
他スキル フェイ:ピクシー 1 イニシアチブ
メイキング
自動成功 自身 シーン1回
HP回復を行なう。あなたの【HP】を[CL*2]点回復する。また、キャラクター作成時に《飛行能力》を取得する。
他スキル 飛行能力 1 パッシブ 自身
飛行状態となる。シーンに登場する際、このスキルの効果を適用するか、しないかを適用すること。このスキルの効果の適用と解除はマイナーアクションで行なう。
セージ ラーニング 1 効果参照 自身
「タイミング:メイキング」が含まれていない種族スキルからひとつ選択せよ。選択した種族スキルを取得する。ただし、取得に一定以上のCLが必要な種族スキルは取得できない。また、【基本基本値】に-3する。
他スキル ライフドレイン 1 パッシブ 自身
武器攻撃で1点でもHPダメージを与えた場合、あなたの【HP】を5点回復する。
ウォーリア アームズマスタリー:槍 1 パッシブ 自身 槍使用
槍を使用した命中判定に+1Dする。
バイキング ダイビング 5 パッシブ 自身 游泳
【物理防御力】と【魔法防御力】に+[SL*2]する。
バイキング セルフプライド 3 パッシブ 自身 游泳
武器攻撃のダメージに+[(SL)D]する。
バイキング アクアスタンス 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 5
游泳状態によるペナルティを受けない。また、游泳状態でなくても、「使用条件:游泳」のスキルの効果を受け、使用することが出来る。この効果はシーン終了まで持続する。
ナイト グランディア 2 セットアッププロセス 自動成功 自身 5
ダメージ増加を行なう。武器攻撃のダメージに+[(SL)D]する。この効果はシーン終了まで持続する。
ウォーリア アイアンクラッド 5 DR直後 自動成功 自身 3
ダメージ軽減を行なう。あなたが物理ダメージを受けるダメージロールの直後に使用。その物理ダメージに-[SL*3]する。
ナイト スティールクラッド 2 《アイアンクラッド》 自動成功 自身 3
《アイアンクラッド》と同時に使用。このスキルを使用した《アイアンクラッド》は魔法ダメージに対しても効果を発揮するようになる。さらに、その《アイアンクラッド》の効果に+[SL*4]する。
ウォーリア カバーリング 1 DR直前 自動成功 単体 至近 2 防御中1回
対象にカバーを行なう。行動済でもカバーを行なうことができ、未行動の時にカバーを行なっても行動済にならない。
ウォーリア カバームーブ 3 《カバーリング》 自動成功 自身 4 シーンSL回
《カバーリング》と同時に使用。《カバーリング》を「射程:20m」に変更する。ただし、このスキルを使用してもあなたが移動することはない。
バイキング ウェーブライド 1 ムーブアクション 自動成功 自身 7 游泳
戦闘移動を行なう。その移動の【移動力】に+[SL*5]する。戦闘移動を行なった場合、武器攻撃の命中判定に+1Dする。この効果はメインプロセス終了まで持続する。
バイキング スキップジャック 5 マイナーアクション 自動成功 自身 7 游泳
ダメージ増加を行なう。武器攻撃の命中判定に+1Dし、さらにダメージに+[SL*4]する。この効果はラウンド終了まで持続する。
誓約 水波斬すいはざん 1 メジャーアクション 命中判定 範囲(選択) 20m 10
対象に白兵攻撃を行なう。この攻撃のダメージは<水>属性の魔法ダメージとなる。
ウォーリア ボルテクスアタック 1 効果参照 自動成功 自身 ウォーリア・シナリオ1回
武器攻撃と同時に使用。その攻撃を「対象:単体※」に変更、ダメージに+[CL*10]する。
ナイト フロンタルアサルト 1 効果参照 自動成功 自身 シーン1回
武器攻撃と同時に使用。その攻撃のダメージに+【筋力基本値】する。
バイキング リリーブ 1 効果参照 自動成功 単体 20m 7 ギルド所属、ラウンド1回
対象がギルドメンバーの時に使用可能。対象がバッドステータスを受けた直後に使用。その時に受けたバッドステータスをすべて回復する。このスキルはあなたを対象に選択できない。
一般 フックダウン 1 クリンナッププロセス 自動成功 自身 3 シーン1回
「種別:ポーション」のアイテムを1個使用する。
一般 サーチリスク 1 パッシブ 自身
危機感値判定に+1Dする。
一般 ロール パラディオンⅠ 1 効果参照 自動成功 自身 ウォーリア
あなたがダメージを受けるDR直後に使用する。ダメージ軽減を行なう。フェイトを1点消費。そのダメージに-5する。
一般 ロール パラディオンⅡ 1 効果参照 自動成功 自身 ウォーリア
CL4以上、《パラディオンⅠ》1で取得可能。《カバーリング》と同時に使用。フェイトを1点消費。1回のメジャーアクションでの複数回の攻撃や、カバーを行なうことが出来ないスキルを使用されても、あなたは《カバーリング》を使用できる。
一般 インテンション 1 パッシブ 自身
【最大MP】に+CLする。《バイタリティ》と同時に取得できない。
一般 シニスター 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 - シーン1回
HP回復を行なう。フェイトを消費。消費したフェイト1点ごとに【HP】を[CL*2]点回復する。
一般 レストタイム 1 効果参照 自動成功 自身 - シナリオ1回
シーン終了時に使用。HP回復とMP回復を行なう。【HP】と【MP】を[2D+CL]点回復する。次のシーンまでに時間の経過が少ない、休憩できる状況ではないなどの理由で、GMはこのスキルの使用を却下しても良い。使用が認められなかった場合は、使用回数には数えない。
一般 トレーニング:筋力 1 パッシブ 自身
選択した基本能力値に+3する。

スキルLv合計[38/34+4] / 一般スキルLv合計[8]

携帯重量/携帯可能重量
8 / 22
所持金
1,680 G

携行品・所持品

収納系
所持品名総重量個数備考
ベルトポーチ-21所持品の携行可能重量に+2する。
異次元バック-101所持品の携行可能重量に+10する。
ポーションホルダー01「種別:ポーション」「重量:1」のアイテムを5つまで「重量:0」として携行可能。
ウェポンケース01武器1つを「重量:0」として携行可能。
ランチボックス01「種別:食料、料理」のアイテムを5つまで「重量:0」として携行可能。
小道具入れ01「種別:道具」で「重量:1」のアイテムを5つまで「重量:0」として携行可能。
冒険者セット
所持品名総重量個数備考
野営道具21簡易テント、毛布など、夜営するための装備一式。一人分。
ロープ11判定の直前。使用者が行う[登攀][跳躍]判定に+2する。長さ20m程度のロープ。
ランタン11フリーアクション。使用者の存在するエリアの暗闇を無効化する。効果はフリーアクションで解除・シナリオ終了まで持続
火打ち金11着火に使う石(又は金属片)
ポーション類
所持品名総重量個数(収納)備考
MPポーション1212(5)マイナー・メジャー。MPを2D回復する。
ハイMPポーション33マイナー・メジャー。MPを4D回復する。
HPポーション00マイナー・メジャー。HPを2D回復する。
ハイHPポーション00マイナー・メジャー。HPを4D回復する。
食料
所持品名総重量個数(収納)備考
野菜00(5)メジャー。MP回復を行う。使用者の【MP】を3点回復する。
道具
所持品名総重量個数(収納)備考
00(1)パッシブ。所持者が使用する《レストタイム》の効果に+1D。
その他
所持品名総重量個数(収納)備考
パディンニャポイント02,050購入金額の10%分獲得。

誓約

成長点恩恵・束縛など
妖精騎士の弟子 10 ●解説
 あなたはアロンダイトという騎士と立ち合い、負けた。すがすがしいまでの完敗だった。
「いい感をしているな。どうだい。暫く俺の露払いをしてみる気はないか?」
 そんな彼の提案に乗ったのは、嫌味のない率直な人柄のためかもしれない。だが、あなたは自分が修行に最適な環境に身を置いたことにすぐに気がつく。彼を倒そうという腕自慢が、次々と挑んでくるのだ。
その相手をしているだけで、腕が上がるのを実感できた。後れを取ることがあっても、酒瓶を脇においたアロンダイトが手本を見せてくれた。豪快な言動とは裏腹に、彼の剣技は精緻せいちで華麗だった。中でも、ふたつの技は印象に残っている。湖面すら刃で断つ"水波斬すいはざん"、炎の刃で焼き尽くす"火焔斬かえんざん"だ。もっとも、彼は"水波斬"は釣りに、"火焔斬"は魚を焼くのに使っていたが。

●恩恵
 パッシブ。あなたはスキル《水波斬》を、SL1で取得している。

●束縛
 アロンダイトとの約束により、あなたは「分類:妖精、霊獣」を攻撃しないと誓った。これらのキャラクターにHPダメージやHPロスを与えた場合、同じ値のMPロスを受ける。
所属ギルド
トレイルブレイザー・ル・フェイ
ギルドマスター
ジーン

コネクション

なし

Reyesの成り立ち

経歴

両親は海の妖魔の襲撃の折に行方不明になったと、自身の育ての親である男は語る。
両親のことは気にすることは多々あったが、育ての親である男と、多くの船乗りの愛情を一身に受け苦労に思うことはそうなかった。

育ての男は東方のダイワ諸島の全国を旅をしており、物心ついた頃にはその男と船乗りたちと旅を共にしていた。
その過程で妖魔などに襲われることもあり、男や船乗りたちの戦いっぷりを見て見様見真似で真似て、いつしか自分も戦列に参加できるほどの腕前となっていた。

ある日、男や船乗りたちは、いよいよ世界を股にかけ旅を開始する。
当然自身も参加、苦難困難を乗り越えながら、船は西方と東方の丁度真ん中辺りの港に到着...其処で自身の命運を大きく揺さぶるかもしれない男と、酒場で偶然にも出会う。
―――アロンダイト・ブランド。
その男は、腕っぷしに自信のある多くの水夫たちと酒を掛けて喧嘩し、勝利して見せていた。
育ての男に聞けば、彼はこの世界に名を馳せる騎士だという。
話に流された自分も、その男と酒を掛けて喧嘩を吹っ掛けることになった。
...結果は完敗、全く叶わず彼に酒瓶1つ奢るハメになった。

それからしばらくして、再び彼と(酒の席で)邂逅した時、1つ誘いを受けることになる。
「俺の露払いをしてみないか?」と。
仲間がいる自分は、悩むこともなく断った。
彼はその後も何かにつけて勧誘してきたが、それら全てを断り続けた。

その後、いよいよこの地より出港することとなった日...そいつは仲間たちの船に乗り、酒を飲みながら旅路についてきた。
理由を問えば、「目的地が西方エリンディルだったから、ちょうど良かった」んだと。
見返りは、この船の露払いのお手伝いだとか。

それから西方までの旅路の間、ある日は育ての男や自分たちが苦戦するような大物を、一人請け負い戦いっぷりを見せてくれた。
ある日は酒を掛けて自分や育ての男と喧嘩をした。
ある日は、月夜の海の上で、共に酒を飲み交わした。
気がつけば、その男が使用する技の一部を、自分の一部に取り込んでいた。

西方エリンディルの何処ぞの港に着港後、育ての男に「此処らへんを拠点として旅する期間は長いから、たまには地上の旅路でも楽しんでこい」と船から降ろされた。
...何でも、男に囲まれ海しか知らない女である今、色々心配なんだと男の仲間が零していた。
将来の心配も何も、このまま仲間たちと船乗りを続けるつもりだったので、何が心配なのだろうか。

...とはいえ、仲間たちと育ての男が、無意味なことをするとは考えていなかった。
きっと地上の旅路の中に、これから自分が生きていくのに必要ななにかがあるのだろう、と深く考えず慣れない地を歩きだす。
......しかし何故、この男...アロンダイトは、目的地に到着したというのに、大体私のそばにいるのだろうか。

―――悪いやつではないし、いいか。
私は深く考えないことにした。

浮き世草1
育ての親

彼はアロンダイトの良き友であり、何かとアロンダイトの脚として船に乗せていた。
生業は海に潜む遺物を探し、それを神殿に売り払う事であり、大和諸島近海で活動していたのもソレ目的であった。

ある日、大和諸島の小さな島"対馬"...その島の海に面する長閑な港街へと着港しようとしたところ、魑魅魍魎の襲撃にあっていた。
多くの侍達が応戦しているのを確認し男は直ぐさま船を寄せ、アロンダイト達と共に加勢、魑魅魍魎を討伐せしめた。
この襲撃での犠牲者は少なからず発生しており、その中に1人の母が含まれていた。
その母は精霊で、父は先立ったため女手1つで子を育てていた。
身寄りのなくなってしまった子を実際に目の当たりにし、男は親切心から、新たな親が見つかるまで大和に滞在し子供の面倒を見る事にした。

それから暫くし、アロンダイトは先に別の船で大陸を渡った頃、船と陸で面倒見続けた子供は成長し、男達と船旅を共にしたいと頼み込んできた。
天涯孤独の彼女に多少なりとも情を抱く男はそれを快く承諾、船乗りの一員に加えた。

それからまた暫く、彼女の成長の遅さに疑問を抱きながら、海の境目で船を停めざるを得ない時...着港した先で再び、アロンダイトと再会を果たす。

彼女との旅の話を肴に酒を飲み交わし、彼はまた暫く船に乗船することとなった。

アロンダイト

彼は友の船に搭乗時、友が面倒を見る子を興味本位から試したくて手解きをしていた。
しかし生活を共にし、幾度と手解きを繰り返し、一つの事実に気付き、彼女は監視対象となる。
精霊と妖魔、そしてヒューリン。この3種の血が混ざり存在しているのは、長きにわたる生活のなかで彼女が初めてであったためだ。

3種の血の混合...神の子であるヒューリンの闘争心、精霊としての世界への干渉力、妖魔としての破壊や汚染をもたらす力...一人で多くの事象へ干渉できるというのは、闘いにおいては大いに心強いものとなる。
しかし逆に、もし脳ある妖魔達に利用されようものなら...ましてや妖魔達側につこうものなら、ヒューリン達の防壁の多くに穴を開けられるマスターキーにもなり得るのだ。

彼は海上で平穏に過ごす彼女に力を蓄えさせ、よい方向へと道を進ませるべく、友である彼女の育ての親に事情を説明し、地上へと彼女を旅立たせるようにしてもらった。
地上では自身も側で暫く指南につき、生活に慣れた頃に独り立ちさせる手筈である。

独り立ちさせ、それから自身の血筋に向き合わせる...彼がすべてを明かしても良いが、それでは彼女の成長に直結しない。
もし自分がそれをすべて明かせば、彼女は恐らく彼に答えを求めてくるであろう。
そうなれば、今後彼女は疑問のすべてを彼にぶつけ、解決しようとするかも知れない。
それでは、精神的な成長が憚られてしまう。
故に彼は、彼女にはすべてを明かさず、かなり濁した言葉で独り立ちさせた。

勿論、彼女には目的がないため、血筋に向き合った後は行動の指針がないという課題は存在している。
その血を受け入れ、それぞれの力の均衡を自身で保てるようになれば、彼女は一区切り付いたと感じ船に戻るだろう。
だが、彼にとっての今一番の目的は、その区切りを付けさせるところにある。
もし一区切り付いたら...その時はまた手解きでもしてやって、酒を飲み交わす時間を楽しもうか。

彼なりの言葉

―――君は、自分の血の定めに向き合わなきゃならない。
「...んだよ突然、半分精霊のあたいが、曰く付きだってのかい?」
―――半分正解で、半分不正解。
―――曰く付きになるかどうかは、君次第なんだ。
―――だから、君はもっとよく知るべきなんだ。
―――君の運命を。君の血の宿命を。
「何がいいたいのか分かんないが...あたいの血筋に何かあって、ソレを教えてくれる気は無いってことはわかった。」
―――そういうことさ。さて、俺はそろそろ行くよ。
「行くってどこへだい?今日1日はここで休むって...。」
―――気が変わったんだよ。君の露払いも、今日で一旦おしまいだ。
「ぁー...ここからは一人で、自分自身と向き合えと?」
―――...君なりに答えが見つかったら、また手解きをしてあげるよ。
「...あいよ、長い事世話になったね。」
「...ありがとね、また会おう。」

[---]

浮き世草2
両親

母は精霊、父はヒューリンと妖魔の混血である。
父は物心付く前に死亡しており、一切のことを知らないが、母が精霊であることは知っていた。
しかし母は魑魅魍魎の襲撃で子をかばうようにして、「一緒に居てあげられなくてごめんね。」と謝罪の言葉を残し死亡した。
今際の言葉が謝罪...知らず知らず、彼女のトラウマとなっている。

幼少期

育ての親に育てられては居たが、ずっと居たわけではない。
彼は着港している間は彼女と常に居るよう心掛けていたが、彼にも海で成すべき事があったため、一緒に居られない時間のほうが多かった。
その間は、農民たちと共に暮らしていたが、本当の家族でない彼女との間には大きな隔たりがあった。
寂しかった。素直に彼女は思う。
だが、彼女はある日、ふと思う。
「どうして"お出かけ"するのか。」と。
彼女は、育ての親と過ごしてきた時間が短く、彼のことをよく知らなかった。
だからせめて、少しでも理解を深めようと、一人遠出するようになっていった。
初めは農村の周囲、近隣の山...その行動範囲は徐々に大きく広がっていった。

ある日、その行動範囲と好奇心は、あろうことか対馬内に存在する城へと注がれた。
正面から入れないことは理解している彼女は、自身の魔力で構築された翼で城壁を越え、中へと侵入した。
が、練度の高い侍たちに速攻で発見された。
冷静に考えなくとも大事件であるが...彼女の経歴を知る侍がその場に居合わせていたため事なきを得、以降城内の一部のみ立ち入りを許可された。

彼女はそこで、侍たちが鍛錬を積む姿を目の当たりにし、純粋な思いから聞いてみた。
「どうして戦う練習をしてるの?」と。
侍は「誉ある武士で有り続けるため。」と答えた。
首を傾げる彼女に、別の侍が答えてくれる。
「民を助けるため。」と。
彼女はそれらを聞いて、一層興味が湧いた。
彼らは民を助けるために戦いの練習をしているという。
では、彼ら以外はどうなのだろう。この島の外にも、侍や戦士が居ることは知っている。
其の者たちは、なんのために戦いに備えているのだろうか。

それから幾ばくの時が過ぎ、片道分の銭を手に彼女は定期的に訪れる船に乗り、ダイワ諸島本当へと訪れた。
今回も城の中へと行こうと考えたが...道中で聞こえた覇気ある声に惹かれ、彼女は道場の中へと足を踏み入れた。
道場内の門下生や師範代は、彼女を見て戸惑いながらも見学者であると思い、暖かく迎えてくれた。
そして日が傾いた頃、彼女が最低限の銭しか持ち合わせて居ないことを知った師範代は、苦笑しながら自身の家へと招いてくれた。
その道場内でお世話になる中、師範代に聞いてみた。
どうして戦うのか、何故刀を持つのか、と。
師範代―――剣聖に迫るほどの腕前を持つ其の者は「民を―――戦う術を持たぬ者すべてを守るために戦う。」と。
「何者も守ることのできない刀をもつ意味はない。」と答えた。

また暫くして、彼女は更に遠方へと興味を向けた。
皆一様に、民を―――弱き者たちを守るために戦うと答えた。
だがもしかすると、他の理由を持つものも居るのでは?という興味からであった。
一層遠くへと向かう船に乗った彼女は、物心付いてから初めて、魑魅魍魎たちの襲撃を受けることとなる。
侍たちの鍛錬を見ていた彼女は、見様見真似で棒を振り、自身の身を守ることはできていたが、他の乗客たちを守ることはできなかった。
...しかし、偶然乗り合わせていた、仮面を被り黒いローブを羽織った男が、襲いかかる魑魅魍魎すべてを打ち倒した。
多くの侍たちの鍛錬を見てきた彼女は、すぐ其の者が相当な練度を持った者であると感じ、落ち着いた頃に彼に近づいた。
そして「あんたはどうして戦うんだい?」と問うた。
しかし答える義理はないと、一蹴された。
それでも彼女は事あるごとに、船旅の最中に何度も聞いた。
そしてある日「あんたも、何か守るものがあって戦ってるのかい?」と、いつもと少し違う聞き方をしたところ、初めて答えてくれた。
「俺に守るものなんて無い。」「俺はこの世を憎んでいる」と。

初めてだった、守るために戦っていない者は。
そこから更に踏み込んだ。断られても根気強く、彼のことについて知ろうとした。
そしてついに、彼は答えてくれた。

彼はかつて、世界や故郷を救うべく、少数の仲間たちと戦っていた。
世界を少しでも良くするべく、汚れ仕事だって引き受けていた。
しかし少し良くした世界や故郷から彼が受け取ったのは、称賛や経緯ではなく、恐怖の意や、自身を目障りに思う者たちからの刺客だった。
そして最後、親友だったものと殺し合いの末、彼は虎視眈々と世界に復習する機会を伺いながら放浪していたという。

彼の話は、今まで聞いたことのない戦いへの動機であり、残酷な話であった。
誰よりも他者へ思いを募らせた者へと仕打ちなのかと。

彼女は出来ることなら、彼に寄り添ってあげようと思った。
彼の痛みを少しでも取り除けば、もしかすると彼は救われるのだろうか?
彼のためになにかしてあげれば、彼は救われるのだろうか?
だが、彼女は彼に手を差し伸べる事ができなかった。
自身の実力が伴っていないことを、自覚していたからだった。
最後に、彼女が名前を聞けば彼は「死神と呼べ」と言った。
その男が半人半妖魔であることを、彼の影響を受け自身を「死神」と呼び始めることを、当時の彼女は知らない。

それから更に幾ばくかの時を隔て、彼女が外へと強い関心を持つことを知っていた育ての親は、彼女を海の向こうへと連れて行くことを決めた。

戦う理由?

今は自身に課せられた運命を知るために放浪しているが、旅立った直後...昔の志は少々違う。
そして、今尚心の奥底に掲げられている。

知見を深め、戦士たちの戦う理由を知り、戦う術を持たぬ者を守るため。
そして、弱者のために戦う者たちが、この理不尽な世界で、世界を憎む事なく救われる為の手助けとなることを祈り戦う。

刀を握ると思われていた彼女に好きな武具を握る切っ掛けを与えた彼が、世界を憎み当てもなく復讐を誓う"死神"が...彼の行いが報われ、前を向いて過ごせる様な世界になって欲しいと。
其の為であれば、彼の代わりに幾らでも戦禍に身を投じよう。

パーソナル
容姿
身長
170cm程度
体重
少し重め
真の名前
黄泉平 美命よもつ みこと
性格等

男たちに囲まれ文字通り揉まれて育ち、酒や喧嘩などを楽しんで過ごした影響でマイペースで男勝り。
また、隙を見てはサボタージュを図り、隠れ場所を見つけては一人昼寝を貪るサボマイスタであった。
大型のガリオン船での生活が多かった為に地上の多くのものに興味が尽きず、行く先々の現地の人達から話を聞くことが好きな人間好きであり、困り果てる人間を置いておけないお人好しでもある。

戦闘スタイル

襲いかかる海の魔物から仲間を守りつつ、雑魚を纏めて狩る戦い方が主流。
扱いづらそうな大鎌を手に、アロンダイトより見て覚えた水波斬すいはざんで敵をなぎ倒す。
戦闘時、若干身体が左右に揺れているのは、長年船の上や海上で戦うことが多かったため、無意識に波で傾く船から平衡を保とうとする動きが身についている為である。

地上での生活について

アロンダイトと共に、冒険者の真似事をして生活費を稼ぎ暮らしている。
アロンダイトは基本手出ししないスタンスを保っているが、腕前上当然だと思っているので口出しはしていない。
また、彼に西方での一般的な名前について教えてもらって以来、別の名を名乗っている。
郷に入っては郷に従え、と自分なりの形の入り方である。

服装

THE・ダイワスタイル。
下駄に着物にと、郷に入っては郷に従え、と言ったのは何処のどいつだとアロンダイトに笑われた。
一応、よく見ればスカートなんかにフリルが付いているので、ちょっとは郷に従っているつもり。

アロンダイトについて

旅の過程で出会い、船に乗り合わせて来た有名らしい騎士。
何かと戦闘の手解きをしてくれたため、ある種自身の師匠的な関係性であると船乗り仲間たちから認識されている。

彼は妖精や妖魔との混血である自身に何かを見出した為に、暫く観察すること決めている。
まぁ、それを自分は知らないし、何を見出したかも知らない。
それは運命か、今後の大いなる厄災か。

身体年齢と実年齢のズレ

血筋に妖精の血が混じっている為か、普通の人間たちに比べ成長が圧倒的に遅い。
というより、途中から身体年齢が停滞しているかのように若々しさを保っている。
まぁ、この世界、自分が知らない不思議が多くあるだろうから、今は深く考えないことにしている。

コンプレックス

自身の、女として実に立派に育った肉体が悩み。
これを相談すれば「皮肉か?」と言われそうだが、男が多い船の中で色目を使われるのが少々歯がゆく思うのだ。
勿論、仲間たちが道を踏み外すことはないだろう。
だが、自身の居ない所で"オカズ"にしたことがある、などと話しているのを知れば、何も思わないのは無理である。

また、何がとは言わないが戦闘時に激しく動けばその分揺れる。
それが時に痛く感じることもあるし、何より邪魔である。

...本当、贅沢な悩みである。

妖魔の血について

一切自覚なし。
他者より傷の治りが早く、成長速度の遅さや絶頂期の姿のままであるのは精霊の血脈のお陰だと思っている。
恐らく気付いてるのは、アロンダイトと、育ての親と...その程度、だろうか。


セッションによる変化


パーティメンバーを通して。
ジーン
第3話時

本当に苦労してきたんだな、第一印象でそうは思った。
事情は知らないが何かを目指しているのだろうとは感じているが、何を目指しているのかを図れては居ない。

メトセラ
第3話時

苦労してるんだな...終始そう思っている。
膨大な感情を叩きつけている姿を見て不安を感じる反面、ああいう奴は壁を乗り越えたら逞しいんだろうとも感じる。
せめて、その苦労が少しでも和らぐよう何かしてやりたいところ。
...加入して日の浅い自分がそう思うのは、余計なお世話か。

スピレン
第3話時

苦労してるようで...今はしてないのか?
まだ底を知れてないので何とも言えないが、彼女の信じる意志を知りたいところだ。

ミストラル
第3話時

ジーンに対して何某かの感情を抱いているんだなぁ...そう感じている。
彼女とジーンとの距離感はまだ図れていないが、友情関係とかそういうものには憧れに似た何かを感じるところはあるため、少々羨ましく感じても居る。
海の上のみんなやアロンダイトは、今は何をしているだろうか。

旅路を通じて。
第三話「メトセラの欲しいもの」

ギルドの冒険者として登録してから日が浅い中、加入することとなったギルド。
どんなギルドかと思えば、会って即日リーダーから深く感謝され少々複雑な気持ちにもなった。
まだ何もしてないんだよなぁ...ま、こんな面白そうな奴らとの出会いが沢山ある地上も、海と違った面白さがあって悪くはないか、って最近は思うところもある。

さて今回の旅路...山を超え、薬草を採集し戻る旅路を通じ、リーダーが何かを託されていることはわかった。
...偉く強そうな精霊が現れたんだ、刹那的に過ごすことの多いあたいにもオオゴトに繋がる物であることは分かる。
その託された何かについては、これからの旅路で教えてもらえるだろうか。
それに、他のやつも色々抱えてるもんもあるみたいだし...暇があったら、それも教えてもらえるだろうか。

まぁ、教えてもらえなくても、あたいは仕事を果たすまで。
ギルドメンバーとして背中を共にしている間、その間くらいは...あたいの手が届く場所にいる間くらいは、守り抜いてみせるさ。

―――死神は今日も船を漕ぐ。

レベルアップ履歴

CL 能力値上昇 クラスチェンジ
or フェイト増加
習得スキル
筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運
1 +1 +1 +1 +1 +1 ヒューリン ハーフブラッド/フェイ:ピクシー
ウォーリア カバーリング カバームーブ カバームーブ
バイキング ダイビング ダイビング
2 ダイビング アイアンクラッド カバームーブ
3 ダイビング アイアンクラッド アクアスタンス
4 ダイビング アイアンクラッド アームズマスタリー:槍
5 スキップジャック アイアンクラッド ボルテクスアタック
6 スキップジャック セルフプライド アイアンクラッド
7 スキップジャック セルフプライド ウェーブライド
8 スキップジャック セルフプライド リリーブ
9 セージ スキップジャック ラーニング/ライフドレイン
10 ナイト スティールクラッド グランディア
11 スティールクラッド グランディア フロンタルアサルト

セッション履歴

No. 日付 タイトル 成長点 上納 ゴールド GM 参加者
キャラクター作成 175 7,500
1 2024/12/11 第三話「メトセラの欲しいもの」 71 2,000 Silky ジーン・メトセラ・スピレン・ミストラル
2 2025/5/15 第四話「風の試練」 358 18,000 Silky ジーン・メトセラ・スピレン・ミストラル
取得総計 604 0 27,500

収支履歴

初期買い物

ベルトポーチ::-15
バックパック::-30
ポーションホルダー::-150
HPポーション::-30*0
MPポーション::-50*17
ハイMPポーション::-300*2
ハイHPポーション::-200*0
冒険者セット::-10
ミスリルスピア::-1500
クロスヘルム::-300
クィルブイリ::-600
クリスタルバックラー::-1500
手入れ道具::-200
ウェポンケース::-200
ランチボックス::-50
野菜::-20

セッション中1

くさび::-1
小型ハンマー::-20
小道具入れ::-20
ハイMPポーション(セッション後)::-300
枕::-5

セッション中2

酒代::-100G
ハイMPポーション::-200
バックパック::+15

買い物2

MPポーション::-50*6
血吸いの槍::-10000
ミスリルスピア::+725
クィルブイリ::+300
ミスリルアーマー::-5800
くさび::+1
小型ハンマー::+10
豪傑の証::-4200
手入れ道具::+100

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