容姿・経歴・その他メモ

履歴

神を憎み魂を悼むことに執心した結果、邪神を崇拝し、自ら邪神となろうとしたエルダ。
ネクロマンサーとしてその力を振るい、エリンディル大陸全土で指名手配をされた──というのはまた別の話。

ダイワ諸島群出身の半神半人。
人里離れた村の神社で祀られる現人神であった。
唯一話し相手となったのは自分の巫女として当てがわれたカグラ・マツブサという少女だけだった。
少女カグラと言葉を交わし、心を交わし続けることで人間の信仰を知ったナミ。

しかし、その日常も長くは続かない。
妖魔・魔族による侵攻が始まったのだ。
村の方針は二つに別たれた。
村を捨て、避難をするか。
村に殉じ戦うか。

決戦の日、カグラは村人を説得し、一人神社を訪れる。
「共に戦おう」と。

その瞬間、ナミの運命は定まった。
神の祝福に感謝し、その力を存分に振るい、村を救ったのだ。
もし、違う選択をする世界線があったのなら、彼女は先述した未来を歩んだかもしれない。

村を救ったナミは、カグラと共に他の諸国にも力を貸す。
そして、彼女は大陸を跨いで救いの手を差し伸べることを決める。
全てはダイワを囲む水の神、英霊を重んじる蛇の王に報いるため。

巫女カグラは彼女の帰りを待つと微笑んだ。
──今、ここに最悪の旧神の運命は逆転する。

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