容姿・経歴・その他メモ

チャパレ

【回避】
8+2D 回避判定
ステップ:ダーク
8+2*3+2D 回避判定

【攻撃】
命中
4+3D 命中判定

ソードダンス
12+6+2D

ワイドアタック
12+2+2D

ソードダンス＆ワイドアタック
12+6+2+2D

経歴

ライン出身。
遺跡発掘事業が推進されているこの国で、ペスカの両親はヴァーナとしては珍しい学者夫妻で
発掘された遺跡と出土品研究と解析、失われた機能の再現を求める研究施設群の一つに勤めていた。
二人は研究について詳しく語ることはなかったが、学者としては良き父、母であり、
書物や経験、体験を惜しみなくペスカに与えた。ペスカ自身も本の虫で、両親の与える本を読み漁り、
またフィールドワークに必要なトレーニングも楽しくこなした。

両親はよく資料や出土品を家に持ち帰っては、実験や研究を行っていた（つまりは家に仕事を持ち込んでいた）が
あるときから、扉に札をかけているときは部屋に入らないこと、という決まりができた。
いままでは父母の書斎に入り浸り、資料を読むことを許されていただけに、驚きを感じたペスカだったが、
その頃にはおそらく家族にも言えない重要な研究なのだろう、と納得する分別がついていた。

ある日、扉に札がかかるのを見て、それなら、と図書館や遺跡にでも行くか、と外出した帰り、
ペスカはあまりのことにその場に立ち尽くした。

家がごっそりと無くなっていたのである。正確に言えば、土台も地盤ごと球状に別の土地と交換したかのようだった。
家は、低い雑木林になっていたのだった。そこで出会ったのが人語を喋る藍色の鴉・ウィザーであった。

その後、両親の行方や研究について何か知らないか？と両親の職場の同僚だという人物に話を聞かれる機会が増えた。
ペスカ自身もいきなり両親と住む家を失くし、困っているところに、両親が居なくなった日のことを詳しく話すなら
しばらく面倒をみよう、という申し出までされた。

心が動いていたその日、ペスカとウィザーは泊まった宿で何者かの襲撃に会うことになる。

両親が関わっていた研究に何か重大なものがあり、それを巡って様々な人間を動き、その秘密を掴もうとしている。
ペスカはそれを察し、姿を変え、旅芸人の一座に潜り込んで芸を磨き、追跡を逃れることにした。
ペスカという名前も、そこでつけてもらった芸名である。

そして追跡を躱しながら両親の研究について朧げながら掴み始めていた。

おそらく、別所にあるモノ同士を一瞬で転移させるアイテム……もしくは遺跡だ。そういう魔法かもしれない。
ウィザーさんは、きっとその転送事故に巻き込まれたんだろう。
ということは、両親はウィザーさんのいた場所（世界）に転移して行きているのかもしれない。

そう思ってウィザーに故郷のことについて聞いてみたが、どことも判別がつかないし
長く語ろうともしない。そもそも、ウィザーが強く興味を示すのは戦いのことばかりだ。

しかし手がかりは彼だけ。ペスカはなんとかウィザーに昔のことを思い出してもらいつつ、
世界を回って彼の故郷に近いかどうかを確認する旅を始めた。
同時に両親が手掛けていた研究についても解き明かそうと日々勉強は続けている。
きっと両親はどこかで生きていると……信じたい。

とはいえ、日々の暮らしに必要な路銀稼ぎ！ウィザーさんもちょっとは興味持って欲しいよ～～～！！

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