Lawrence　・Edward　　・Ortiz
本名はローレンス・エドワード・オルティス。

　　　　　　　L.E.O
頭文字をとってレオと名乗っている。

獅子のようにたなびく金髪の青年。
20歳。
身長190㎝と小柄なヴァーナにしては珍しい長身。
細身ながら意外に筋肉質。
見分けづらいが、右が青、左が碧のオッドアイ。

飄々として軽い男。
女好き。どこかの高校生と異なり遊び慣れている雰囲気。
一人称は「私」。フランクながらなれなれしすぎない口調。
「陸の上では紳士たれ」が家訓と称している。
魚をたれなどに漬け込み、焼いた料理が好き。現実で言う西京焼きなど。
飲み物は紅茶派。
花が好きで、陸に降りた時はよく花屋に行く。「陸に戻ってきた気分になれるから」とのこと。

「「陸の上では紳士たれ」が我が家の家訓でね。まあ、私が勝手に作ったんだけどね？」
「独りぼっちはさみしいな。近くに美人の一人でもいてくれれば気分もアガるんだが」（フックアップ習得後）
「こう見えて、まあまあ器用なほうでね。接近戦もお手の物、というわけさ」弓から武器を持ち替えつつ
「花は好きだよ。陸に戻ってきたという気がする。できれば赤、青、白以外の色がいいね」

特定の武器に縛られず、状況次第で何でも使う。
敵が遠くにいれば弓を撃ち、近くに来たら両手剣や斧などに持ち替える。

船に乗り、ギルドに所属したのは「人を探すため」。
相手がどこにいるのかわからないため、世界中を駆けるこの船に乗ったのだという。
また、依頼をこなし目立つようになれば、相手から見つけてくれるかもしれない、という算段もある。
そのために依頼を積極的にこなしている。

エリンディル西方で船に乗ったことくらいしか不明。
それ以前のことは聞いてもはぐらかす。
わずかに、ヴァンスターの生まれらしいことくらいは教えてくれる。

聖歴970年：0歳：
ヴァンスターの片田舎で生まれる。父親は当時暴れまわっていた大海賊「銀獅子」レオナルド。
事情を知る乳母のもとに預けられ、乳兄弟（異母兄弟だったかもしれないが詳細不明）とともに過ごす。
父は数か月に一度クルーたちとやってきて、たくさんの土産と武勇伝を置いて行った。

聖歴977年：7歳：
いつも通り父とクルーたちを迎え入れ宴会をしていたが、その日の夜に父の腹心だったヒドラという女性が反乱を起こす。
両親も乳母も乳兄弟たちも殺され、レオ自身も重傷を負って井戸に投げ込まれる。
本来ならそのまま死ぬはずだったが、たまたまその井戸は井戸の世界とつながっていた。
井戸の世界で出会った妖精、チトセによって命を救われ、そのまま10年を過ごす。

聖歴1027年：17歳：
井戸の世界から出て冒険者に。
井戸の世界と外の世界では時間の流れが異なっており、外では50年の時が経過していた。
故郷で調査をするも、反乱のあった日以降のヒドラの詳細をつかめず、あちこちをさまようことに。
この時にヒドラにとってわかりやすいように、父の名前に近い「レオ」という通称を定める。

聖歴1030年：20歳：
アエテルヌムの噂を知り、「海賊なら必ずこの船に興味を持つはず」と乗船。

父親は50年以上前にヴァンスターを荒らしまわった大海賊、「銀獅子レオナルド」。
殺人、略奪なんでもした極悪人。ワンピースなら間違いなく敵。
レオは父のことを嫌っているが、身内に甘いところやお土産をたくさん用意するところなどははっきりと彼の影響を受けている。
母親はレオナルドの船のクルーであり、船の整備や機械技術を担当していた。
レオの作成時のクラスがサイバーオーガンなのは彼女の手によるもの。生まれてすぐに調整されている。何してんだ。
両親ともにはっきり言ってろくでなしであり、仮にヒドラが裏切らなくても、いずれ縛り首になっていただろう…というのが現在のレオの評価。
実際のところ、レオがヒドラを探すのは、両親というより乳母や乳兄弟たちの敵討ちであり、「海賊の子供」としてのかつての自分にけじめをつけるためという側面が大きい。

かつて乳兄弟たちがいて、その中で最年長だったこともあって面倒見がいい。
また、彼らを失ったことから年少者に対して過保護になりがち。
「身内に甘く、他人に優しく、外敵に容赦なく」という家訓は、父の「身内に甘く、他人は略奪」というモットーがもと。ひどい。
また、ヒドラによる反乱から身内への、あるいは身内からの裏切りは非常にトラウマとなっている。