「出自：騎士」
　エルカラドルの騎士の名家、サンクトリアに生まれた妾腹の子。腹違いの兄が一人おり、兄は剣術や戦術を学び、弟であるラウレンツは騎士修業を行なわず、聖職の道を志した。
　幼少より貴族社会の暗部を密かに見つめていたラウレンツは、保身として聖職の道を選び、そして家に従順で立派な息子･弟であろうとした。もし仮に兄と跡目争いなど起きてみれば、自分にどのような末路が待っているか分からない。父に尽くし、兄の顔色を窺い、そうして献身の道を進み続けてきた。それが生き残るすべだと思っていたからだ。
　父は、そんな俺のことをよく「自慢の息子だ」と褒めてくれていた。なんとも滑稽な話じゃあないか。こちらの気も知らないで。

「境遇：没落」
　腹違いの兄が無事成人すると、案の定、もはや用済みとばかりに家を放逐された。それも当然の話だ。死亡率の高い幼少期を乗り越え、無事家督を継げる者が成人したのだ。万が一の為にと傍に置かれていたラウレンツはもう要らぬ。別れの日のくだらぬ三文芝居。息子の門出という形で送り出された時、俺にはなんの感慨も湧かなかった。すべて決まっていた事だ。俺が生まれたその日から。
　そこからが、この男の没落人生の始まりだったと語る者は多い。だが実態は異なるだろう。彼は彼自身で持ち合わせる「ある考え方」により、自我が芽生えてからずっと不幸であった。
　神官としての道を本格的に歩み始め、紅蓮神殿にて代行者に任命されるに至った。出自を明らかにしづらい事情があったため、当初は周囲から随分と不審がられた。だが信頼を勝ち取るために、ラウレンツはなんでもやった。下賤の者に頭を下げ、強者に媚びへつらった。ああ、なんということだ。家を出てもなお、俺は同じことをしている。

「目的：巡礼」
　そんなラウレンツだったが、神権の代行者として日々を過ごす中で転機が訪れた。偶然にもマイナーゴッドであるグローヴィス様からそのお声を頂戴したのだ。女神は俺に聖都ディアスロンドへの巡礼の道をお示しになり、その身にまとう焔を扱うことを御許しくださった。
　そして現在、ラウレンツは巡礼の旅のさなかにあった。目的地は聖都ディアスロンド。これはアコライトとしての修行の一環であり、また上位の司祭となるための試練でもある。つまらぬ人生だったが、どうせなら人の役に立ちたいものだ。より高位の神官ともなれれば、俺の憂いや迷いも晴れるだろうか。

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PC名：聖火の使徒、ラウレンツ
所属：
性能概要：遠隔白兵サブアタッカー & 範囲武器攻撃バッファー & 後衛カバー役
やりたいRP：若干格下くらいのライバルキャラ
HP：77　MP：88　防御力：23/18
フェイト：5　行動値：0(→-1)　移動力：5m(騎乗時10m)　回避性能：1+2d≒8
シナリオ札：アフェクション、スピードロード、バーストルビー(幸運判定で回収できればその限りではない)
シーン札：クイックヒール、チェンジコール

攻撃性能
女神の焔(召喚具/片)
　命中：12+4d≒26 白兵/20m
　ダメージ：36+3d≒46.5 〈火〉魔法ダメージ/単体
バーストルビー(錬金術/召喚具/片)
　命中：13+4d≒27 射撃(投射)/10m
　ダメージ：43+3d≒53.5 〈火〉魔法ダメージ/範囲
※↑自バフ(ホリポンマニフィカート+アームズスペシャリスト)込み計算
※バーストルビー使用はウェポンチェンジが事前に必須で動けない&味方を巻き込むので基本存在しないものと思ってください。

支援性能
　戦闘前：ホーリーウェポン(範囲選択)/武器攻撃ダメージ+15、命中判定+1D
　フェイト2点失うので2戦闘まで支援可能。
　セットアッププロセス：ファイアスミス(単体※シナリオ1回範囲(選択)化)/武器攻撃ダメージ+3
　※ファイアスミスは多分攻撃範囲の広い人に使います

カバー性能：カバーリング+カバームーブ3
軽減性能：ゼラチナスアーマー(物理10点/自身･防御中1回)
回復性能：ヒール+クイックヒール(回復期待値：38)

備考：鍛錬の胴着の購入はいったん見送りました。まだ全然精神を参照して戦わないため。
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[キャラシURL] https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/ar2e/?id=BbmX6Q