太陽の光を憎んだヴァンパイア"アルカード"。
彼は太陽神アーケンラーヴを滅ぼせば、太陽の光を克服できると考えた。だが一回の妖魔が神に勝てるわけがなく敗北してしまう。
アーケンラーヴは命を取る代わりに取引を持ち掛け、アルカードに力を与えた。その時点でアルカードの一族はある運命を負うことになる。
太陽神の加護を受けて太陽の下でも歩ける代わりに、妖魔を狩る妖魔となることだ。
エルノアはその一族の末裔である。

エルノアは辺境にある灰色の山"グラウベルク"で育ったアルカードの一族。
グラウベルクはもともと妖魔を含む魔物が数多く生息する山である。
それに目を付けたエルノアの祖先はこの山を根城にして戦い続けていた。
妖魔でありながら魔物と戦うアルカード。地域の人々には感謝され"グラウベルク"の姓をもらっている。

エルノアはグラウベルク一族の長女。
一族で灰色の山を守り続けていたが、とある事件がきっかけで家を出ることになった。

自分自身に足りないもの。
それを探すために山を下りたエルノアは、協力して格上を倒す冒険者の存在を知った。

「ふむ……これならば強くなれるか」

彼女は学園に入ることにした。
いつか胸を張ってグラウベルクに戻れるように。

※事件にしましたが紛失で大事な物を奪われた等でも大丈夫です。また事件は人でも妖魔でもアンデッドでも何でも良いですわー

ホームラン鉄塊 購入予定


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☆装備比較 未定