容姿・経歴・その他メモ

海を股にかけ旅する料理人。おっとりと博愛的な性格のエルダナーンで、戦闘はあまり好きではない。
体重は150kg、ちょっとした小山くらいの体格だが得意とするのは魔法。
もとは西国ヴァンスターの出身で、東国にて修行を重ねチューシを名乗れるほど調理に精通するようになる。
好きなことは食べることと、食べさせること。
さまざまな地域を渡り歩いてはゲリラ的な料理配給を行う奇行を繰り返していたが、その際ギルドに魔法使いとして勧誘された。
コック活動を続けることを条件に加入している。
当人は「飢えがなくなれば争いは減るから」を信条として活動しているが、時にはそれが諍いの元になってしまう程度に譲らない。
過去のことは話したがらないが、魔法に対する博識さを備えていることから特殊な生まれと推察される。

本名バルディハ・プルボッカ。豪炎の魔術師と名高いプルボッカ男爵家の長男で、英才教育を施された一方で母親からは優しく慈悲深い人間になるよう教育された。
攻撃的な魔法を習得する一方、力への強い罪悪感と忌避感をつのらせストレスから過食症を患ってしまう。
無能だと判断され、プルボッカ家から放逐された彼は実家で食べた食事を忘れることができず、美味しいものを食べ、そして分け与えることを目的としてチューシの修行に励んだ。
彼の放逐後、母親は他国からのスパイだと判明し処刑されている。
西の海には弟のクレハ・プルボッカが海軍を引き連れ、今も行方不明の兄を処刑しようと彼を探しているとか……。

実家で魔法を学んだとおり、その実力はすでに中堅魔法使いのそれだが精神的な負荷によって使用を制限されている。
今は得意ではない風魔法を小規模でしか発生できないが、冒険を通して力を望んだり、トラウマを克服することでレベルを上げ本来の力を使い切ることができるようになるかもしれない。

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