リンデル・カバーブレイブ
プレイヤー:C60
「僕が英雄の証人は……一人だけ」
- メインクラス
- シーフ
- サポートクラス
- シーフ
- 称号クラス
- 種族
- フィルボル
- 年齢
- 14
- 性別
- 男
成長点
- 使用
- 0
- 残り
- 15
- 総計
- 15
- キャラクター
レベル - 1
- HP
- 31
- MP
- 34
- フェイト
- 6
- /使用上限: 3
能力 基本値 | 能力 ボーナス | クラス修正 メイン/サポート | スキル 他 | 能力値 | スキル 他 | 判定 +ダイス数 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
筋力 | 7 | 2 | 2 | 2+2D | ||||
器用 | 9 | 3 | 1 | 1 | 5 | 5+2D | ||
敏捷 | 9 | 3 | 1 | 1 | 5 | 5+2D | ||
知力 | 7 | 2 | 2 | 2+2D | ||||
感知 | 9 | 3 | 1 | 1 | 5 | 5+2D | ||
精神 | 12 | 4 | 4 | 4+2D | ||||
幸運 | 9 | 3 | 3 | 3+2D |
ライフパス
出自 | |
---|---|
英雄 | |
境遇 | |
紛失 | |
目的 | |
探索 |
装備品 | 重量 | 命中 修正 | 攻撃力 | 回避 修正 | 物理 防御力 | 魔法 防御力 | 行動 修正 | 移動 修正 | 射程 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
右手 | ナイフ | 1 | 0 | 3 | 0 | 短剣/片 |
|||||
左手 | ナイフ | 1 | 0 | 3 | 0 | 短剣/片 |
|||||
頭部 | |||||||||||
胴部 | クロスアーマー | 4 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | ||
補助防具 | バックラー | 1 | 1 | 2 | 0 | -1 | |||||
装身具 | シーブスツール | 1 | トラップの解除判定+1 |
||||||||
合計 | 武器 | 2/7 | 0 0 | 3 3 | 1 | 5 | 0 | 0 | -1 | ||
防具 | 6/7 |
戦闘 | 命中 判定 【器用】
| 攻撃力 | 回避 判定 【敏捷】
| 物理 防御力 | 魔法 防御力 【精神】
| 行動値 【敏捷】
+【感知】 | 移動力 【筋力】+5
| ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スキル | アームズマスタリー短剣 |
3 | |||||||||
ダイス数修正 | 1 | ||||||||||
他 | |||||||||||
ダイス数修正 | |||||||||||
合計+ダイス数 | 55+3D | 33+2D | 6+2D | 5 | 4 | 13 | 6 |
特殊な判定
スキル | その他 | 合計+ダイス数 | |
---|---|---|---|
トラップ探知(【感知】) | 5 +2D | ||
トラップ解除(【器用】) | 1 | 6 +3D | |
危険感知(【感知】) | 5 +2D | ||
エネミー識別(【知力】) | 2 +2D |
スキル | その他 | 合計+ダイス数 | |
---|---|---|---|
アイテム鑑定(【知力】) | 2 +2D | ||
魔術判定(【知力】) | 2 +2D | ||
呪歌判定(【精神】) | 4 +2D | ||
錬金術判定(【器用】) | 5 +2D |
スキル
取得元 | 分類 | 名称 | Lv | タイミング | 判定 | 対象 | 射程 | コスト
| 使用条件 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種族 | ニンブル | 1 | パッシブ | 自身 | ― | ||||
行動値+3 | |||||||||
シーフ | ワイドアタック | 1 | メジャーアクション | 命中判定 | 範囲(選択) | 武器 | 4 | ||
対象が2体以上の場合、ダメージ+SL*2 | |||||||||
一般 | オピニオン | 1 | ― | ||||||
交渉や説得などの精神判定に+1D | |||||||||
シーフ | アームズマスタリー短剣 | 1 | パッシブ | 自身 | ― | ||||
命中判定に+1D | |||||||||
シーフ | スイングダガー | 1 | 効果参照 | 自動成功 | 自身 | 5 | |||
投射の射撃攻撃と同時に使用。その攻撃で使用した武器は装備品となる。メインプロセス終了まで持続 | |||||||||
ストライクスロー | 2 | パッシブ | ― | ||||||
投射の射撃攻撃のダメージSL*4、射程+10m | |||||||||
一般 | リムーブ | 1 | パッシブ | ― | |||||
感知判定に+1D |
スキルLv合計[6/6] / 一般スキルLv合計[2]
- 携帯重量/携帯可能重量
- 10 / 12
- 所持金
- 0 G
携行品・所持品
冒険者セット5
MPポーション1
MPポーション1
Hpポーション1
HPポーション1
HPポーション1
- 所属ギルド
- 蛍石の幻魔
- ギルドマスター
- ハイリンヒ
コネクション
なし
容姿・経歴・その他メモ
1
何年も前、僕はいつも通り木によじ登り、果物をかじり、村に帰ってきた冒険者の話をもとに自分が冒険者になったらという空想をするという、いつもどおりの日をすごしていた。そんなある日だ。
「誰か、助けて!」
そんな叫び声が聞こえた。自分はまだ子供だった。幸か不幸か自分は好奇心旺盛だった。自分と同い年くらいの少女が、自分より背丈の大きいイノシシのような化け物に襲われていた。自分はまだ子供だった。子供らしく、英雄に、冒険者にあこがれていた。勇敢と無謀をはき違えるくらいには子供だった。大人を呼ぶべきだった、自分が立ち向かうべき相手じゃなかった。だが、自分がした行動は、「こっちだ化け物」と叫び石を投げつけた。
馬鹿だ。大馬鹿だ。ものの数秒で死ぬだろう。狙い通り化け物の目線はこっちに向いた。その時には愚かな自分でも何をしたのかわかった。だが、必死に生きる方法を模索した。使えるもの、場所。考えているうちにも巨大な躯体をもった化け物がこっちに走ってくる。
考えに考え抜いて出た行動は逃げ、だ。そうするしかなかった。身を守るような武器だとか、防具はない。ましてや魔法なんか使えるわけない。だが、向こうのほうが速かった。死に物狂いで走った。
逃げた先は、いつも自分が過ごす木だ。子供ながら慣れた道筋で高い枝に上る。だが化け物は木に突進し、揺らしてくる。なんとか枝にしがみつく。見れば鋭利な角によって幹が削られていた。この木が倒されてしまうのも時間の問題だ。きっと助けも間に合わない。
策も思いつかないまま、木は倒される。体のいたるところを打った、枝によって皮膚が切られた。ただ、これからくるものに比べれば易しいものだった。化け物は自分めがけて歩いてくる。
覚悟を決め、不意を打つように木の葉や枝の陰から飛び出す。チャンスは1回、次はない、もし失敗すれば待つのは死だ。
化け物の頭にしがみつき折れた枝を目に突き刺す。化け物は耳をつんざくような咆哮を上げ、振り払おうと大暴れする。だが、離さない。気持ち悪い感覚を覚えながらも、必死に奥に差し込んだ。木や地面に体を叩きつけられながらも必死にしがみついた。長い格闘の末、終わりは突然だった。突然、動きが止まり、足を崩し地面に倒れ伏した。痙攣をしながら、もう立ち上がることはなかった。勝ったのだ、生き残ったのだ。
そういえば、あの少女はどうなったのかと周りを見渡すと、少し離れた木陰から顔を覗かせていた。視線が合うと、彼女はかくれてしまった。今思えば血だらけの自分が怖かったのだろう。どうしたのだろうと、そちらへ歩こうとすると視界がぐらついた。疲弊からか、転んでしまった。顔をあげると、少女が心配そうに駆け寄ってきていた。全身の激痛を我慢し、立ち上がり虚勢を張り少女に声をかける。
「大丈夫だった?」
「あ、あなたのほうが大丈夫?」
「ぼ、ぼぼぼぼぼ僕は大丈夫だよっ!」
もちろん嘘だ。家族でも無い女の子と話すのは今までなかった。
「でも、ケガが……」
そう言って、顔についた傷を拭ってくれる。自分は、赤面しながらされるがままになる。
2
「そう言えば、こんな騒ぎなのに、大人たちは何してんだろう!」
恥じらいを振り払うように声を出す。
「わ、からない……」
「あはは、そうだよね。じゃあ、一緒に行こうか。僕があいつを倒したって自慢してやるんだ!」
「う、うん」
虚勢を張って、森を進み村へ向かう。傷が風にあたりヒリヒリと痛む。だが、カッコ悪いところ見せまいと、笑顔で少女の前を進む。村に近づき、声をかけようとしたところで呼び名に困り、自己紹介をしていなかったことに気づく。
「そうだ、名前は? 僕はリンデル! リンデル・カバーブレイブ」
「私は……ぇ」
彼女の表情が、恐怖へと染まっていく。その視線は、村の方向だった。
「ど、どうしたの……?」
そう言って恐る恐る彼女の視線の方向を見る。そこには、地獄が広がっていた。化け物たちが、村が化け物たちに荒らされていた。家は破壊されて、大人たちは逃げ惑い、化け物の牙や爪によって赤い液体が飛び散る。動かなくなった体は、貪られる。
すぐに少女の手を取り、村とは反対方向へ逃げた。森の向こう側に何があるのかわからない。でも、そうするしかなかった。
家族は、友達は、みんながどうなっているのかわからなかった。涙と鼻水を流しながら、がむしゃらに走った。なんで、自分がこんな目になるのか。助けて神様と、さまざまな考えが巡りながらも、走った。
だが、絶望は自分達にしがみつき逃してくれない。犬のような化け物が、目の前に現れる。涎を滴り落としながら、視線をこちらに向ける。ああ、死ぬと思ったら。なら、どうするか。
……自分が憧れたのは英雄だった。
少女を突き飛ばし、小石を拾い化け物に投げつける。
「逃げて! ……こっちだ化け物!」
「待って、あなたが!」
「早く!!」
少女が、泣きながら逃げていく。犬の視線はこちらだ。せめて、時間だけでも。
そこから先は記憶があやふやだ。胴体を爪で切り裂かれ、脚を噛みつかれながらも石で、枝で、拳で、歯で使えるもの全部使って必死に抵抗した。なんとか、向こうの体力が先に尽きた。倒れたそいつを見ながら意識を失う。
3
気づいたら、ベッドの上にいた。とても大きなベッドだ。体は包帯でグルグル巻きだった。しばらくするとヒューリンの人が入ってきた。どうやら神殿の人がたまたま、見つけてくれたようだ。何があったか事情を話すと、いろんなものが込み上げて泣いてしまった。自分と一緒にいた少女がどうなったか聞くが、わからない、見つかっていないという。
それから、何日も何十日も1日の大半を泣いて過ごした。家族も友達も、もう二度と会えないのだと。
何年か先、神殿の人に勧められて、冒険者を目指すようになった。脳裏に浮かんだのは英雄みたいな冒険者と、名前も知らないあの少女だ。きっと今もどこかで過ごしてるはず。
レベルアップ履歴
CL | 能力値上昇 | クラスチェンジ or フェイト増加 | 習得スキル | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
筋力 | 器用 | 敏捷 | 知力 | 感知 | 精神 | 幸運 | |||||
1 | +1 | +1 | +1 | +1 | +1 | フィルボル | |||||
シーフ | |||||||||||
シーフ |
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 成長点 | 上納 | ゴールド | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 0 | 500 |
|||||
1 | 6/25 | 剣の宣誓 | 15 | 身内 | 身内 | ||
取得総計 | 15 | 0 | 500 |
収支履歴
ナイフ::-10G
ナイフ::-10G
クロスアーマー::-50G
バックラー::-150G
シーブスツール::-50G
冒険者セット::-10G
バックパック::-30G
MPポーション*2::-100G
HPポーション*3::-90G