容姿・経歴・その他メモ

両親が傭兵稼業で幼い頃から戦場で自らが戦うことで誰かの安全を護ること。誰かの日常、誰かの笑顔を護ること、そのために戦うこと。それを使命として生きる両親に憧れて自らも傭兵となる。

個人の依頼を受けて町の間を移動する旅人や商人の護衛で日銭と信用を稼いでいた。そんな生活を続けて数年、両親が国から依頼された護衛任務についていくことになった。それは国の偉い人とのパイプにもなり、位の高い人を相手にすることの意味や重責を感じてもらい将来のためにという両親からの計らいでもあった。
その護衛任務中に襲撃が発生。護衛対象である国の偉い人（位は未定）が殺害されてしまう。
その襲撃してきたリーダーとの追いかけっこの末戦闘になりライスが襲撃犯を殺害に成功してしまう。
任務失敗となった旨を報告しようと両親と共に戻ると隣国からライスとその両親が隣国の宰相を襲撃の上殺害したとして逆に指名手配されていた。その場で身柄を拘束され、投獄。日々何も知らないライスに厳しい拷問がかけられ、心身共にボロボロになる。
結局、ライスとその両親は国家転覆を企む手先として公開処刑となり、両親はライスの目の前で殺害されてしまう。
次は自分の番、虚ろに思える現実を遠くに感じながら、しかしその処刑は実行されることはなかった。
爆発に次ぐ爆発。処刑場はあっという間に火の手に包まれ、その場の混乱に乗じてライスは逃げ出し、追手を振り切って自らの生まれ故郷を後にした。

「私たちはライスが生まれてくれてこれほどないくらいに幸せだった。次はライスの番だ。ライスの幸せを見つけるんだ、誰のためでもなく、ライスの幸せを」
いつか話してくれたその父親の言葉を、最後の頼りとしてすがりながら。

両親と離れ、信頼できる相手はいない。裏切られた幼い少女の心は再び花開く刻が来るのだろうか。
────ライスの指名手配は、まだ解かれていない。果たしてその裏に隠された何者かの目的とは。渦巻く陰謀の影を、少女は未だ何も知らない。

出自：傭兵（両親が傭兵。それに憧れて自らも傭兵に。）
境遇：傷病（投獄されていた際の拷問。および逃げ出してからも表面上は普通にしているが真に心を開くことが出来ない）
目的：命令（父親からの幸せを見つけろ、という言葉）

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