容姿・経歴・その他メモ

様々な経験を経て、齢21にしてタングステン鋼並のメンタルとなった元"泣き虫"の少女。幼少期に家族友人全員を失い、邪神事件に巻き込まれた挙句、天涯孤独になってからできた親友を失いかけるなど、様々なことに巻き込まれ、もうこれ以上失わないためにもがき、あがき、そして出会った鬼からの血を受け入れ、血鬼術『轟焱輪』をきわめ、人間を完全にやめてしまうことまでした結果、もはやかつての泣き虫な彼女は完全にいなくなった。だがそれでも、人間を辞めたことは後悔していない。『たとえ自分の肉体が完全に滅んでしまうようなことをしてでも、誰かを守りたい』という「行き過ぎた自己犠牲」が根幹にあり、双子の姉『ラビエル』や、その知人たちからは非常に心配されている。

使い魔は彼女の『轟焱輪』で形成した存在であり、それぞれ
『狂颷蟒（キョウヒョウオロチ）』『鳳凰ノ牙（ホウオウノキバ）」『焱狼蝶（エンロウチョウ）』という名前がついている。ちなみに『轟焱輪』自体はほかの鬼が勝手に名付けたものではあるが、なぜ炎なのかというと
「家族友人全員を失ったとき、その時に印象に残っているのは一人遺された自分自身。そしてその目の前には大きな炎を上げて燃え盛る地盤沈下の穴」という、かつてのトラウマからきていると思われる。

ちなみにエリンディルに下見に来た『大狂乱のネコキングドラゴン』の持つ「神炎皇の異世界ノート」には、表紙の厚紙塗装にウリアの血が混じっており、本を使うことで一時的に『大狂乱のネコキングドラゴン』を鬼化させることで、トランセンドと同じような効果を生み出している。

セッション履歴