ゆとシートⅡ for AR2E - ゆと工公式鯖

アザキズ ユユ - ゆとシートⅡ for AR2E - ゆと工公式鯖

“痣傷有々”アザキズ ユユ

プレイヤー:へたれ

あなたも「生きろ」って言うんですね

メインクラス
シーフ
サポートクラス
バード
称号クラス
種族
アーシアン
年齢
14
性別

成長点

使用
60
残り
5
総計
65
キャラクター
レベル
2
HP
36
MP
36
フェイト
5
/使用上限: 3
能力
基本値
能力
ボーナス
クラス修正
メイン/サポート
スキル
能力値 スキル
判定
+ダイス数
筋力 8 2 2 2+2D
器用 10 3 1 4 4+2D
敏捷 8 2 1 3 3+2D
知力 10 3 3 3+2D
感知 14 4 1 1 6 6+2D
精神 7 2 1 3 3+2D
幸運 8 2 1 3 3+2D

ライフパス

出自 何故そうなったか。その答えは誰も知らない。それでも、少女はこの世界にいた
境遇 何処からやってきたか。それだけの違い。それだけが、どうしようもなく違う
目的 何時からだったか。望むことをやめた。何も持っていないのだから、何もいらない
装備品 重量 命中
修正
攻撃力 回避
修正
物理
防御力
魔法
防御力
行動
修正
移動
修正
射程 備考
右手
左手
頭部
胴部
補助防具
装身具
合計 武器 0/8 0 0 0 0 0 0 0 0 0
防具 0/8
戦闘 命中
判定
【器用】
攻撃力 回避
判定
【敏捷】
物理
防御力
魔法
防御力
【精神】
行動値
【敏捷】
+【感知】
移動力
【筋力】+5
スキル
2 2
ダイス数修正
ダイス数修正
合計+ダイス数 +2D +2D 3+2D 2 5 9 7

特殊な判定

スキル その他 合計+ダイス数
トラップ探知(【感知】) 6 +3D
トラップ解除(【器用】) 4 +2D
危険感知(【感知】) 6 +3D
エネミー識別(【知力】) 3 +2D
スキル その他 合計+ダイス数
アイテム鑑定(【知力】) 3 +2D
魔術判定(【知力】) 3 +2D
呪歌判定(【精神】) 3 +3D
錬金術判定(【器用】) 4 +2D

スキル

取得元 分類 名称 Lv タイミング 判定 対象 射程
コスト
使用条件
種族 アーシアン:事故 1 パッシブ
メイキング
自身
シーフ ランナップ 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 3
シーフ インタラプト 1 効果参照 自動成功 単体 視界 シーフ、シナリオ1回
シーフ シャドウストーク 1 パッシブ 自身
バード 呪歌 アンセム 1 メジャーアクション 呪歌判定 範囲 20m 6
バード 呪歌 ヒムノディ 1 メジャーアクション 呪歌判定 範囲 20m シナリオ1回
バード 呪歌 オラトリオ 1 メジャーアクション 呪歌判定 範囲 20m 8
バード ガルドル 1 効果参照 自動成功 自身 4
バード シルバリィソング 1 パッシブ 自身
一般 エリアサーチ 1 パッシブ 自身
一般 サーチリスク 1 パッシブ 自身
一般 ファインドトラップ 1 パッシブ 自身

スキルLv合計[9/9] / 一般スキルLv合計[3]

携帯重量/携帯可能重量
0 / 8
所持金
1,000 G

携行品・所持品

誓約

成長点恩恵・束縛など
ブルイズハート 45 貴方が負った心の傷によって、この制約に必要な成長点は変化する。
心の傷が深ければ深い程、自分の意思で先に進む事が困難だろう。
所属ギルド
―――
ギルドマスター
―――

コネクション

なし

容姿・経歴・その他メモ

痣傷有々

「名前は決まっているんですか?」
 どこからともなく聞こえる声。眩しい光の先で誰かが笑う。
「ええ、勿論。この子の名前は――



――なんで今更昔のことを思い出したんだろう。もうなんの意味もないのに。
 目の前には動物の死骸、異臭を放つゴミ、様々なものが転がっている。それらは全て終わったもの。もうなんの価値もない。そして、それはわたしも同じだ。
 思えば、最初から全部終わっていたのかもしれない。ここに来たときから。

 目が覚めたとき、そこに広がっていたのは知らない世界だった。どこかの街のはずれにわたしは居て、道行く人達は本の中で見るような格好をしていた。
 わけも分からず立ち上がって歩き始めると、ふと誰かがわたしに気付いた。
 その眼が何か異様なものを見つめる眼だと気付いた頃には、周りを人が囲んでいた。
「あ、あの…」
「お前、どこからやってきた?」
 一人の男がそう尋ねる。その声は低く、何かを咎めるようだった。
「わたしは、気づいたらここにいて…」
 正直に答える。自分でも何がどうなっているのかわからない。けれど、それ以上に目の前の大人達の視線が怖い。問いかけから逃げるように目を逸らす。
 だが、男は何かを確信したようにもう一度問いかけてきた。
「ここはお前の知っている場所ではないはずだ。もう一度聞くぞ。どこからやってきた?」

―――

 そこは血の匂いが充満していた。
 薄暗く、汚れがこびりついた壁と天井。生温く気持ちの悪い空気が漂っていて、息を吸うだけで気分が悪くなる。連れてこられたのはそんな場所だった。
 狭い通路を進む中、時折重々しい扉を横切ると、その向こうから誰かの声が聞こえてくる。それはか細く、弱く、小さい。けれど、何故か嫌に耳に残る声だった。
 しばらく歩くと、ひと際大きな扉の前にたどり着いた。
「入れ」
 言われるがまま、中へと足を踏み入れる。
 すると、そこは先程までの陰鬱な雰囲気とは変わり、やけに高価そうな家具や小物が置かれている部屋だった。
「ようこそ」
 そう言ったのはその部屋の中でもひときわ豪華そうな椅子に座る眼鏡を掛けた男だった。
 男はこちらに微笑みかけると、向かいのソファに腰掛けるように促してきた。
「わざわざご足労頂いたのに大した持て成しもせずに申し訳ございません」
「え…?あ、いえ…」
 思いも寄らない礼儀正しさに少し驚いてしまったが、男は気にする様子もなく話を続ける。
「色々と気になることもあると思いますが、まずは自己紹介といきましょう。私は"ゼン"と言います。貴方のお名前をお伺いしても?」
「は、はい。わたしの名前は――

―――

 ゼンと名乗った男はわたしにいくつかの事情を説明してくれた。
 彼が言うには、わたしは旅行中に現地で起きた事故に巻き込まれたらしい。その際、巻き込まれた人達はある薬品を接種してしまい、その影響で数ヶ月間の記憶を失ってしまったのだと言う。
 ゼンやわたしをここへ連れてきた男は、そんな人達を保護して身元の確認などを行っているのだそうだ。
 そして、保護されたわたしは必要な手続きを行わなければならないそうで、そのためにまた別の部屋へと移動していた。
「では、アザキズ ユユさん。どうぞこちらへ」
 言われるがままに部屋に入ると、そこは異様な場所だった。
 部屋の中心には人が一人横たわることができる程度の台と、いくつかの鎖と錠のようなものがあった。そして、それを囲むように様々な器具が並んでいる。
「あ、あの…ここは…?」
 疑問を口にし、振り返ろうとした時。
「言ったでしょう。必要な手続きをするための部屋だと。」
 そう聞こえたと同時に何か布のようなものが視界を覆う。
「えっ…!?」
 すぐに口も塞がれ、もがこうとした手足が掴まれるとそのまま力任せに引きずられる。
 抵抗することもできず、一度持ち上げられたかと思うと、冷たい鉄のようなものでできた場所へ乱雑に降ろされる。その感触からここが先程部屋の中心に見えた台の上だとすぐに分かった。
 手足は錠で繋がれ、鎖の音が聞こえたかと思うと、それぞれの手足が強引に引っ張られる。
 身動き一つ取れなくなった状態で、声を上げようとするも上手くいかず、状況を確認しようにも何も見えず、周囲で何かの器具が動かされている音だけが聞こえてくる。
 やがて、何かの準備を終えたのか音が止むと、目と口を覆っていた布が外された。
「さあ、アザキズ ユユさん。お待ちかねの時間ですよ」
 ゼンは最初と変わらぬ笑みを浮かべたままそう言うと、手に持った何かをわたしの顔へと押し付けた。
 次の瞬間、熱と痛みに頭を支配される。
 叫び声を上げているはずなのに何も聞こえない。ただ顔を焼かれる感触がその他の感覚を上書きする。
 どれくらいそうされていたのだろうか。無限にも思えた時間が過ぎると、押し付けられていた何かが離れていく感覚がかろうじてわかった。
 それでもこびりつくように残り続ける苦痛の感触は意識を失っても消えることはなかった。

―――

 目を覚ますと、眼の前にはあの笑顔があった。
「おめでとうございます。アザキズ ユユさん。これで貴方も私の大切な商品ですよ」
 それを聞いた時、言葉の意味を理解するよりも先に、心は絶望を確信していた。
「なん…で…」
 口から出たのはそんな言葉。騙されたのだとすでにわかっていた。それでもそう言ったのは、疑問や困惑からではなく、縋りたいだけだったのかもしれない。
「理由ですか?それは貴方が来寇者だからですよ…と言っても、貴方は知る由もない話でしたね」
 ゼンは話しながら小さなナイフを手にとると、躊躇いもなくわたしの腕にそれを突き立てた。
「っ!?」
「気づいてると思いますけど、貴方に説明した事情は全部嘘です。貴方はこの世界に迷い込んできたんですよ。異世界と言えばわかりやすいでしょうか」
 まるで文字を書くように刃を細かく動かしながらも、ゼンは話し続ける。
「本当は商品の貴方にこんなことを教える必要はないのですが。私、貴方の元いた世界の文化に興味がありましてね」
 淡々と、わたしの肌に沿って"それ"は刻まれていく。
「ほら、貴方のいた"ニホン"では文字一つ一つに意味があるのでしょう。それらの音を当てはめて名前を付ける。いいものですね」
 刃が皮と肉を切る感触が気持ち悪い。やめて
「頑張って学んだんですよ。"カンジ"って言うんですよね。ほら、見て下さい」
 やめてやめてやめてやめてやめて
「貴方にぴったりだ」

痣傷有々(アザキズユユ)

レベルアップ履歴

CL 能力値上昇 クラスチェンジ
or フェイト増加
習得スキル
筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運
1 +5 アーシアン アーシアン:事故
シーフ シャドウストーク インタラプト ランナップ
バード アンセム ヒムノディ
2 シルバリィソング オラトリオ ガルドル

セッション履歴

No. 日付 タイトル 成長点 上納 ゴールド GM 参加者
キャラクター作成 15 1,000
能力値作成履歴#176970-1
死角都市 50 0
取得総計 65 0 1,000

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