一つ跳ねたアホ毛とくせっ毛の強い少女。右脚に黒蛇の刺青？が見られる。
大昔から身に纏っていた羽衣が浮いている。魔術を扱う際は大蛇の力が顕現する。

非常にのんびりしている。身に危険が迫ったり必要になればはったりでもなんでも使うのは根が図太いのか。
執念深い所があり、思い込むとなかなか考えを曲げない。

元は異界の小さな集落で土着神をしていた白蛇。
永きに渡り土地の守り神として崇められていたが、時代の流れによって信仰が薄まり力が弱まってしまい
消耗を抑えるべく眠りについている間に大衆によって社が取り壊され、なんとか依代の蛇紋石を手に逃げ延びる。

――― 何故、こんな理不尽な憂き目に合わなければいけないのか
　　　　　人に尽くした末の、なんと愚かな我が身か

心に芽生えた怨みの念から白かった身は黒く染まり、大きすぎる感情は小蛇を大蛇へと昇華させるに至る。
増幅した怨みと怒りは納まる所を知らず、無意識の内に周囲の土地を黒く染まり枯れ、病を呼び込み
僅か半年もせずに人の住めぬ地へと変貌させてしまう。

やっと落ち着いた折、自身のあり様の変化に愕然とし、既に誰も自分の事を知らない世界で生きる術は存在しない事を理解した。
残された最後の力を使って異界へと渡り、何とか"己"という存在が消えない様に皆に知ってもらえるよう自分なりに努力している。
クロサカ(黒坂)の姓は元からあったものではなく、異界で最後に見た自らの祟りで枯れた地から戒めとして名乗っている。

それでもやっぱり群れる民衆は軽くトラウマ。陰キャ

エヴァジェリアから後援を受けている。