知能:命令を聞く 知覚:機械 反応:命令による
言語:魔動機文明語
生息地:遺跡
知名度/弱点値:12/20 弱点:炎属性ダメージ+3
先制値:25 移動速度:140(車輪)/550(飛行)/650(高空飛行)
生命抵抗力:16(23) 精神抵抗力:17(24)
【魔法生物】
14 | "哀しき最終兵器"スピリダス413 (エアロタイラント) |
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攻撃方法 | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
なし(エンジン) | - | - | 16(23) | 10 | 62 | - |
なし(胴体) | - | - | 15(22) | 13 | 90 | - |
なし(都市殲滅爆弾) | - | - | 15(22) | 10 | 62 | - |
殴打(フラップ) | 17(24) | 2d+13 | 15(22) | 10 | 69 | - |
連装機関砲(上部機銃) | 18(25) | 2d+13 | 16(23) | 12 | 82 | - |
連装機関砲(下部機銃) | 18(25) | 2d+13 | 16(23) | 12 | 82 | - |
なし(コクピット) | - | - | 15(22) | 13 | 90 | - |
部位数:7(43(エンジン×6/胴体×2/都市殲滅爆弾×8/フラップ×14/上部機銃×6/下部機銃×6/コクピット×1)) コア部位:エンジン×6
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 ☑:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○毒、病気、精神効果無効○感知される 魔力を感知する手段によって感知される
○人工の生命 魔法生物に対しては一部の回復魔法が無効
▽試作APS展開 純エネルギー、炎、水・氷、風、土、雷のいずれかの属性のダメージを受けると、直後に、自動的に自らを中心に「半径6m」の球形にその属性に対する防御膜を張ります。
防御膜の範囲外から範囲内に向けた干渉では、対応する属性によるダメージや効果を一切受けません。
[形状:起点指定]の魔法は"防御膜の範囲外から範囲内に向けた干渉"として扱いません。
新たな防御膜が張られたら、それまでの防御膜の効果は失われます。
○高速飛行 この魔物は全力移動しながらでも、通常通りの行動を行うことができます。
しかし、全力移動に伴うペナルティ修正(回避力-4)は受けなくてはいけません。
●胴体、フラップ、上部機銃、下部機銃
○金属装甲Ⅲ 刃のついた武器から受けるダメージに対しては、防護点が5点高いものとして扱います。●上部機銃、下部機銃
○ガン 連装機関砲は射程900m、装填数12の、カテゴリ〈ガン〉の武器として扱います。但し、この武器が発生させるダメージは物理攻撃となり、防護点や物理ダメージを軽減する手段が有効になります。
〆装填 連装機関砲の弾薬を完全に装填します。
○精密射撃 乱戦に飛び道具を射ち込んでも誤射しません。
〆連続射撃 並んだ2門の砲でそれぞれ1回ずつの射撃攻撃を行います。
1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を行うことができます。
〆対空散弾/18(25)/回避力/消滅 「射程:900m」「形状:射撃」で、多数の対空砲弾を発射し、「半径3m/5」の範囲に「2d+13」点の物理ダメージを与えます。
自身を範囲に含んで、この攻撃を行うことはできません。
この能力は1ラウンドに1回のみ使えます。
この攻撃で弾薬を2つ消費します。
○攻撃限界 1ラウンド内に、同じ対象に対して攻撃できる[部位:上部機銃]、[部位:下部機銃]の数は、
合計で2つまでに限られます。
●胴体、???
○判別困難 [部位:胴体]と[部位:???]の判別は困難です。戦闘開始時には、GMは3つの部位について、どれが[部位:胴体]で、どれが[部位:???]であるのかを秘匿します。
魔物知識判定で弱点まで看破した場合、事前に[部位:???]の位置が公開されます。
それ以外の手段として、[部位:胴体]に"上に乗る"を宣言したキャラクターが、"上に乗る"際に指定した部位に対して主動作で目標値17の見識判定に成功することで、その部位が[部位:胴体]か[部位:???]かを判別することができます。
[部位:胴体]のHPを0以下にすることでも、その部位が[部位:???]かどうかを判別することができます。
●エンジン
▽出火 「1」点以上のHPダメージを受けている[部位:エンジン]に「1」点以上の炎属性のダメージを与えた場合、その部位に引火します。この状態の[部位:エンジン]と、その部位の"上に乗る"状態のキャラクターは、自身の手番の終了毎に「3」点の炎属性の魔法ダメージを受けます。
この魔物の弱点を看破している場合、この能力によって[部位:エンジン]が受ける炎属性の炎ダメージは「6」点に増加します。
●都市殲滅爆弾
▽自爆 この部位のHPが0以下になった場合、「形状:半径100m/全て」の範囲に「100」点の炎属性魔法ダメージを与えます。この特殊能力の対象には、必ず自身の全ての部位も含みます。
●フラップ
○飛翔Ⅱ すべての部位と"上に乗る"状態のキャラクターは、近接攻撃の命中力、回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。7つ以上の[部位:フラップ]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
▼巨大な翼 [部位:フラップ]の攻撃は、乱戦エリアを無視して、半径200m以内の任意のキャラクターを対象として行うことができます。
この能力は1ラウンドに1回のみ使用できます。
○狙えない "上に乗る"状態のキャラクターに対しては、"上に乗る"の指定先となった[部位:フラップ]だけが対応するキャラクターへと攻撃可能です。
また1ラウンド内に、同じ対象に対して攻撃できる[部位:フラップ]は1つに限られます。
●上部機銃
○特殊攻撃障害=+6・+6 牽制の弾幕が攻撃を妨げます。[部位:エンジン]は、近接攻撃、射撃攻撃に対する回避力判定に+6のボーナス修正を得ます。
HPが1以上の[部位:上部機銃]の数だけ、ボーナス修正を得ます。例えば残り4部位なら+4です。
全ての[部位:上部機銃]のHPが0以下になると、この能力は失われます。
〆諸共乱射/必中 自身の存在する乱戦エリア内のキャラクターすべてに「2d×(残っている[部位:上部機銃]の数÷2(端数切り捨て))」点の物理ダメージを与えます。
この能力は1つでも[部位:上部機銃]が主動作を終わっていた場合には使えません。
また、この能力を使ったら、すべての[部位:上部機銃]の主動作が完了します。
この能力を使うと、自身の[部位:胴体][部位:都市殲滅爆弾][部位:フラップ]にも、同じだけの物理ダメージが入ります。
この能力は1ラウンドに1回しか使えず、連続した手番にも使えません。
●下部機銃
○射角外 同じ乱戦に存在する"上に乗る"状態のキャラクターに対して攻撃を行うことができません。また、"上に乗る"状態のキャラクターからの攻撃の対象にもなりません。
この部位は例外的に"上に乗る"部位に指定することはできません。
●コクピット
○パイロット要請コクピットには、潜水服のようなものを着た亡骸が座っています。これを10秒(1ラウンド)かけて押し退け、
代わりにPC1人が座ることを選択できます。
座ったPCは10秒(1ラウンド)毎に、主動作で目標値16のマギテックLv+器用度ボーナスか、
目標値18のセージLv+器用度ボーナスの判定に挑戦することができ、成功すると
そのPCが機体のコントロールを掌握することができます。
コア部位を全て破壊する以外にも、コントロールを掌握した場合も、その時点で戦闘が終了します。
○搭乗者防護
コクピットに座ったキャラクターは、あらゆる攻撃、効果から防護されます。範囲攻撃の対象ともなりません。
解説
燃える石の王国が生み出した戦略兵器、それがスピリダス413です。
413というのは同型機が多数いたという意味ではなく、
別の機体「スピリダス」達の名と番号を貰い受ける事で、その存在や動きの隠蔽に使われていたためです。
本来の名をエアロタイラントといい、同型もいないただ1つの機体でした。
この機体は同国の戦略級爆弾「都市殲滅爆弾」を最大16基搭載して離陸することができ、
一国を焼け野原にすることさえできました。
燃える石の王国のみで産出される特殊な鉱物を加工したものは、
爆弾だけでなく、この機体に圧倒的な速力と射程を与えました。
既存の魔動機術とは根本的に異なるそれは、火薬や石油に似た何かであったと言い伝えられています。
それらの性能によって、格上の筈のドラゴンフォートレスですら手玉に取り、
最高速度を出せば何者も止める事はできませんでした。
その力によって、大国の隣に位置するこの国とその周辺は、100年に渡る平和を保つ事が出来たのです。
しかし、大破局の到来と共に起こった大地震によって、基地の機能が停止。
文字通りの国家滅亡を、この機体はただ見ている事しかできませんでした。
今となっては名前通りの"亡霊"となったスピリダスは、現代に破滅をもたらそうとしています。
それは、無念と自棄、最後の命令を果たそうとする使命感から来るのかもしれません。
413というのは同型機が多数いたという意味ではなく、
別の機体「スピリダス」達の名と番号を貰い受ける事で、その存在や動きの隠蔽に使われていたためです。
本来の名をエアロタイラントといい、同型もいないただ1つの機体でした。
この機体は同国の戦略級爆弾「都市殲滅爆弾」を最大16基搭載して離陸することができ、
一国を焼け野原にすることさえできました。
燃える石の王国のみで産出される特殊な鉱物を加工したものは、
爆弾だけでなく、この機体に圧倒的な速力と射程を与えました。
既存の魔動機術とは根本的に異なるそれは、火薬や石油に似た何かであったと言い伝えられています。
それらの性能によって、格上の筈のドラゴンフォートレスですら手玉に取り、
最高速度を出せば何者も止める事はできませんでした。
その力によって、大国の隣に位置するこの国とその周辺は、100年に渡る平和を保つ事が出来たのです。
しかし、大破局の到来と共に起こった大地震によって、基地の機能が停止。
文字通りの国家滅亡を、この機体はただ見ている事しかできませんでした。
今となっては名前通りの"亡霊"となったスピリダスは、現代に破滅をもたらそうとしています。
それは、無念と自棄、最後の命令を果たそうとする使命感から来るのかもしれません。
作成者:M140A3
最終更新 : 2020/03/31-23:05:04
最終更新 : 2020/03/31-23:05:04
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