・魔動機をピコピコと総称し、かなりそっち系には疎い
・お酒に非常に弱い(1d100→5)が、酒癖はいい(1d100→7)

6～

起床

7～8

朝ごはん

8～12

朝の礼拝や花壇の水やり等

12～13

お昼ごはん

13～19

比較的自由な時間

19～20

夜ごはん

20～23

夜の礼拝や入浴やその他もろもろ

少々特殊な出自であり、特殊な種族という事も相まってそれが原因で家族と生き別れて孤児となった。
もともとは貴族だった。普段の細かい所作からそういった育ちの良さはわかるかもしれない。
孤児としてイーヴ神殿に保護され、それによって信心深い女性となった。
成人してからは修道女として神殿の手伝いをしながら、お菓子職人としても働いて学費を稼いだ過去を持つ。
特にお手製のスコーンには絶対的な自信があるらしい。
信仰を大事にはしているものの、本来の性格からか何かに対して過度に敵意をぶつけるような事はせず、それが蛮族や魔神相手であっても同じである。

■背景

「私の名前はマリエル。マリーって呼んで頂戴ね。」

おっとりとした神官の女性。
お菓子作りが趣味なのか、よく作ったお菓子を食べていたりする。
マイペースな割に、苦手な事にも挑戦したり、他者への面倒見もいい。
とある事情のために、白百合の学級に来た。
もし、理由が気になるのであれば本人に聞けば答えてくれるだろう。

■人格的特徴

「あらあら～。もうこんな時間なのねぇ。」

基本的にマイペースで争いごとも好まない。
あまり身体を動かすのが得意ではなく、剣の訓練などは大の苦手。
何か不運な事が起こっても、それに嘆くのではなく、仕方ないと飲み込むタイプである。
自分の事を決めるのが得意ではないが、自分が間違っていると思う事は絶対に行わない。
学級の中では比較的年長者であるが、うっかり屋だったりするのであまり年上っぽく見られないかもしれない。

■尊ぶもの

「お菓子を焼いてきたんだけれど、よかったら一緒にどうかしら？」

彼女が望むものは平和で穏やかな一日である。
のんびりとした時間の流れを楽しみ、礼拝をしたり散歩をしたり、掃除をしたりお菓子を作ったり。
そういった取るに足らないような時間が彼女は好きなのだ。
ただ、じっとしているのはあまり好きではないようで、のんびりと何かしらをするのが好きなようだ。
誰かと何かをする時間も大事にしており、一人が好きというわけでもない。

■関わり深いもの

「せめて主の元で、安らかに……。」

自分を受け入れてくれたイーヴ神殿、そして主である奈落の盾神である。
マリエルは過去に実の家族と生き別れており、その際に自分を受け入れてくれたのがイーヴ神殿だった。
イーヴ神殿は決して裕福ではなかったが、彼女や別の身寄りのない人々を寛容に受け入れていた。
その寛大さに触れ、修道女として住み込みで働き、ある程度の教育を受けながら15歳まで過ごした。
それ故に彼女は信心深く、人との争いを好まない女性になったのだ。
イーヴの信仰は時に魔神に対して苛烈なものがあるが、彼女は魔神使いやそれに類する人とも分け隔てなく接すことが出来る。
過度な攻撃性は持たないのは、彼女の持つ本来の心優しさからかもしれない。
信心深い、という割に好きなものに「怪談」があるのは少し違和感があるかもしれないが、気になるなら聞けば答えてくれるだろう。

■弱味

「う～ん、どうしようかしらぁ～。」

自分の事を決めるのがあまり得意ではなく、決定を先延ばしにしがちである。
慎重に選択する。といえば聞こえはいいが、はっきり言ってしまえば優柔不断。
また争いを好まない性格からか、ちょっとした対立が起こった時に、自分が我慢する選択をすることが多い。
失敗を恐れる傾向にあるのか、小さなことでも良く悩んで立ち止まってしまうところがある。
ただ、自分が絶対にやりたくない事はやらないといった芯の強い部分もあり、そういった一見矛盾する部分は人によって困惑の対象になるかもしれない。