●皇帝

皇帝プロセルシアの派閥。初代皇帝の遺志を継ぎ、竜と人の永遠なる親交を目指している。
現皇帝はアンビシオン・アーレスグリュッド・プロセルシア。名前が長い。

○王家連盟（皇帝派）

《大破局》後の『楽園戦争』時にアーレスディリアの属国となった周辺諸国及びその王家の総称。旧帝国とは真逆に国の独立を許し、代わりに共に来るべき脅威に備えるという条約が締結された。
目的はプリセルシア地方の維持。

○近衛騎士団（皇帝派）

皇帝の直轄する騎士団。
精鋭揃いという以外に説明することがない。
目的は皇帝の命令の遂行。

●帝国議会

帝国議会の派閥。アーレスディリアの繁栄を目指している。
議長はヴィエーチル・クルイロー。議長に指名した旧帝国の貴族代表ベルフォイ侯爵は「我々のような旧時代の人間ではなく、これからは新時代の人間が未来を担うべきだ」として『貴族評議会』を解体し、戦災孤児であったヴィエーチルに『帝国議会』の議長を託した。

○栄えた者達（旧貴族派）

旧帝国から貴族として栄えてきた者達の派閥。新生したアーレスディリアにおいては、先の『テュリエのクーデター』や『竜選の惨劇』から『貴族評議会』が解体され、代わりに旧時代の代弁者としていくつかの議席が与えられた。
目的は新時代の人間の補助。

○旧秩序を望む者（コントベルリ派）

『テュリエのクーデター』や『竜選の惨劇』に秘密裏に関わっていた旧時代の貴族達の派閥。旧貴族派に潜伏しているとされる。
目的は旧帝国の復活。

○旧帝国騎士団（旧貴族派）

旧時代の騎士団。それ以外に説明することがない。貴族個人が所持している騎士も含まれるのでそれなりの数がいる。
目的は貴族の護衛。

○チェンジリング（コントベルリ派）

コントベルリ派の秘密部隊。
暗殺、誘拐、諜報、工作等々………。
目的は新秩序派の排除。

○新たなる者達（新秩序派）

議長ヴィエーチル率いる新帝国の派閥。いずれも旧貴族ではなく、立候補で選ばれた者たちである。
目的は現帝国の繁栄。

○黒き舌の手（新秩序派／旧貴族派）

ベルフォイの所有していた騎士団。帝国議会においては中立を貫いており、議長がその職務内容から激しく逸脱する命令でない限り、議長の意思を執行する。
目的は帝国議会の維持。

●神殿

ラースにある神殿全てを指す。各々の司祭の意思決定機関ではあるが、時には皇帝竜の意思を伝える時もある。
目的は共通して神の意志の伝達。

○シムルグ神殿（皇帝竜派）

シムルグ神殿の派閥を指す。それ以外説明することなし。

○司祭たち（司祭派）

シムルグとライフォス以外の神殿の派閥を指す。それ以外なし。

●王の団長達（完全中立）

内外共に干渉を受けない『第三者』の機関。団長は全て『プロセルシア地方出身ではない』『冒険者ギルドのメンバー』で且つ、『個人戦力が群を抜いて高い者』が選ばれる。かつては形式上の決定権を皇帝が所持していたが、『神都事変』以降は団長達に移された。
ライフォスの大司祭にして聖女であるフアナも中立性を維持する為、この機関に属する。
目的は特になし。