荒吐覇
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語、魔法文明語
- 生息地
- 地下
- 知名度/弱点値
- 26/31
- 弱点
- 物理ダメージ+4
- 先制値
- 26
- 移動速度
- 52(浮遊)
- 生命抵抗力
- 30 (37)
- 精神抵抗力
- 32 (39)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
零・巽(蹴り) | 31 (38) | 30 | 26 (33) | 28 | 400 | - |
壱・坎(拳) | 30 (37) | 32 | 22 (29) | 30 | 470 | - |
弐・兌(拳) | 29 (36) | 30 | 28 (35) | 26 | 400 | - |
参・離(拳) | 30 (37) | 28 | 25 (32) | 30 | 570 | - |
肆・震(拳) | 28 (35) | 26 | 24 (31) | 26 | 420 | 600 |
伍・坤(拳) | 29 (36) | 28 | 25 (32) | 28 | 300 | - |
陸・艮(拳) | 31 (38) | 26 | 29 (36) | 22 | 330 | - |
漆・乾(拳) | 28 (35) | 32 | 24 (31) | 22 | 670 | - |
- 部位数
- 8(零、壱、弐、参、肆、伍、陸、漆)
- コア部位
- 零・巽
特殊能力
●全身
[常]:現人神
種族を魔神としてだけでなく、人族、蛮族としても扱います。
種族に関する効果が競合した場合ペナルティやデメリット効果を優先し、影響の大きいものが発揮されます。
[常]:病気無効
[常]:軽氣功
魔力を足元に纏わせ地上からわずかに浮き、滑るような移動を可能とします。
足場が悪いことによるペナルティ、ダウンバーストなどによる強制的に着地させる効果、落下ダメージ等を一切受けません。
飛行手段を持たないキャラクターによる近接攻撃に対して常に回避+2のボーナスを得ます。
自身の意思によって着地や浮上することは可能で、その場合補助動作です。
[常]:天地雷風水火山沢
「零・巽」は「零・巽」を除く健在部位1つにつきあらゆるダメージを3点ずつ軽減します。
[常]:紫微武甲法
自身が使用する能力や攻撃、魔法には鷹の目があるものとし、影響やダメージを一切うけません。
また蹴り、拳による攻撃は射程30mあるものとして扱います。
●零・巽
[条]:八極天地
究極の符術。生命の理を超越し、死という事実すら覆す。
コアのHPが0以下になった場合、10秒後にコアのHPが全快(欠片分含む)、他全ての部位は最大HP(欠片分含む)の20%分回復します。
MPは最大値の50%分回復します。ただし最大値を超えることはありません。
コア以外の部位がひとつでも健在であればこの効果は発揮されません。
[条]:荒吐覇/34(41)/生命/半減
自身の名を関する奥義。自らの命をも光に変え放出する。その閃光、塞き止めること敵わず須らくを破壊する。
この能力は「零・巽」のHPが0以下になった場合即座に発動します。
形状貫通、射程30mで対象に「(r50(+残存する部位×10)+20(+残存する部位×20)」点の魔法ダメージを与えます。
対象との距離が10m離れるごとに達成値が-4ずつ下がりますが、巻き込み判定の巻き込まれる範囲が+1ずつ広がります。
この攻撃は一切の遮断を受けず射程一杯までを範囲とし、範囲内の建造物や物理的な壁などは即座に破壊されます。(魔法等による壁やバリアなども全て貫通しますが、HPを持たないものは残ります。)
●壱・坎
[常]:連続攻撃、双撃
攻撃が命中した場合続けてもう1度追加の攻撃ができます。その際、対象を変更しても構いません。
追加攻撃が命中してもさらなる追加攻撃は発生しません。
[宣]:全力攻撃Ⅳ=+32点
[条]:一穴点螺
第一の符術。極単純に、ただひたすらに一転突破。すべてを貫通せしめる。
1Rに1度、対象となる部位に関わらず一番最初の近接攻撃に対して回避判定の代わりにこの部位の命中判定を行います。
判定に成功した場合、その攻撃を無効にし近接攻撃を行ってきた対象の防護点を1Rの間「0」にします。
同じ対象に連続で攻撃したり複数の対象を同時に攻撃する場合はその最初の命中判定1回分に対して発動します。(なぎ払いなど命中を一括で行う場合も1回分として発動します。)
失敗した場合は元々対象となっていた部位に回避失敗として処理します。
●弐・兌
[主]:二王仙胎
第二の符術。二極の力があらゆる害悪に抵抗する力を与える。
不利な効果を受けている部位が存在する場合、その部位の中から無作為に2箇所まで選択し、受けている不利な効果を全て解除します(達成値の比べあいはありません)。
[条]:中和
「〆:二王仙胎」を使用した手番において、手番開始時点で不利な効果を受けていない部位の中から無作為に2箇所を選択し、その部位の主動作を2回増加させます。
不利な効果を受けている部位しか存在しなかった場合、この能力は不発となります。
また「弐・兌」はこの能力の対象に含まれません。
●参・離
[常]:封陣展開
符術詠唱のための基礎円陣。基礎ながら対詠唱妨害効果がある。
全ての部位は魔法ダメージを常に3点軽減します。
[常]:三元鎮守
第三の符術。3つの起点の内側に力の流れを遮断する膜を展開し、物理的干渉を拒む。
「参・離」「伍・坤」「漆・乾」の3部位が健在の場合、全ての部位はあらゆる物理ダメージを健在部位一つにつき3点ずつ軽減します。
●肆・震
[主]:上位魔法行使/魔力28(35)
メテオストライク(真語)、デスクラウド(操霊)、リーサルディメンション(召異)、オーバーブロウ(深智)のいずれかをランダムで実行します。
[常]:四方色滅
第四の符術。遮断する力を反転し周囲に破壊をもたらす。
常に行使判定-4、非クリティカル化、魔法ダメージ+4、マルチターゲット発動状態となります。
●伍・坤
[常]:五芒醒力
第五の符術。五行の力を自身に集約させ、能力を向上させる。
5Rの間全ての部位は自身の手番開始ごとに打撃、命中、防護、回避、最大HPが+5点ずつ増加、累積します。
この効果は戦闘終了まで継続します。
また5R経過後はこの効果を無効化することはできなくなります。
●陸・艮
[常]:六氣封殺
第六の符術。本来は時間に干渉する術だったが、荒吐覇のものは変質しており空間に作用する。
自身を中心に半径60m以内の対象全ての魔法の射程を6m短縮します。距離拡大する場合、短縮計算後の距離を倍加します。
さらに範囲内の魔法のダメージ、または回復量を6点減少させます。
●漆・乾
[常]:七星招鬼
第七の符術。自身を映し出す鏡ともいうべきもの、高密度を作り見るもの全てを惑わす。
7R(70秒)の間、自身の精巧な分身を生成します。
分身はHPなどは持ちませんが個別の部位として扱い、単体や複数問わず射程内において対象を選択する効果では優先的に選出されます。
時間経過以外にもこの部位がHP0以下になると即座に消滅します。
この効果は戦闘開始時に自動的に発動し、一度の戦闘で1回のみ使用されます。
ただし「八極天地」が発動した場合のみ、使用条件を無視して即座に発動します。
戦利品
- 2
- 非時の実(400000G/黒白金SS
- 3~8
- 八卦楔(24000G/白金SS
- 9~12
- 封陣符 ×1d8(10000G/赤緑白黒金SS
- 13
- 反剋咒法の書(75000G/黒SS
解説
かつて力を求め力に溺れた人族の英雄の成れの果てです。
本体は筋骨隆々でやや大柄な人間程度ですが、肩から先に腕はなく、その周囲には失くした腕の代わりに操る7つの巨大な手が取り巻いています。
各部位には各名が刻まれた楔が、手は甲に、身体は胸にそれぞれ1本ずつ打ち込まれています。
カテゴリとしては魔神に区分されますが、経緯状通常の魔神とは異なる人造の魔神です。
その為、人族蛮族両方の特性を持ちます。
人族のころ英雄へと成り上がったものの、力を求める欲求とその力を恐れた同族により領域を追われました。
その後蛮族領へと帰化し人族への復讐を開始したものの今度はその心すら蛮族に利用され肉体改造や投薬など強化と称した実験を繰り返し施されます。
その結果、人族とも蛮族ともつかぬ異形へと成り果て、さらには蛮族たちにも手に負えぬ始末となるに至ります。
知能こそ最低限人並みにあるものの、思考の大部分は戦うことに集約されています。
その力は強力無比で、扱いきれぬならばと使い捨てのごとく戦場に投入されました。
もはや制御の利かない暴走魔神の如く人族に大打撃を与えましたが、最後はかつての自分と同じ人族によって打ち倒され封印されることとなったのです。
○剣の欠片=100個(計上済み
能力の処理順
一穴>三元>封陣
漢字の振り仮名
部位名:零・巽(れい・そん)、壱・坎(いち・かん)、弐・兌(に・だ)、参・離(さん・り)
肆・震(し・しん)、伍・坤(ご・こん)、陸・艮(ろく・ごん)、漆・乾(しち・けん)
→0~7、八卦は惑星順(水金火木土天海冥、地球はハブ)、コアが最初(零)であり最後(巽:冥王星)
能力名:天地雷風水火山沢(てんちらいふうすいかさんたく)
軽氣功(けいきこう)、封陣展開(ふうじんてんかい)、中和(ちゅうわ)
一穴点螺(いっけつてんら)、二王仙胎(におうせんたい)、三元鎮守(さんげんちんじゅ)
四方色滅(しほうしきめつ)、五芒醒力(ごぼうせいりき)、六氣封殺(りっきふうさつ)
七星招鬼(しちせいしょうき)、八極天地(はっきょくてんち)、荒覇吐(あらはばき)
戦利品:八卦楔(はっかせつ)、非時の実(ときじくのみ)、封陣符(ふうじんふ)
反剋咒法の書(はんこくじゅほうのしょ)
戦利品の出目
→非時の実は荒吐覇の中にあったかもしれないもの。
本来存在しないが反剋咒法によって概念が反転し、運が悪く荒吐覇の中から見つかる可能性があるから。