容姿・経歴・その他メモ

容姿
髪はピンクで、灰色寄りの黒目。
左目の下に星型のフェイスペイント。

「リアっち73号セット完了！爆幽爆誕！あんたには即刻御退去頂いて、あの子の元に戻らせてもらうから！」
「帰る時にはリアっち74号のお買い物だねー。その前に謝らないとだけど・・・。4年の間にマテリンは何号になっていることやら。」

現在は18歳であり、N市UGNチルドレンの特殊任務部隊に所属している。4年間行方不明であったが、つい先日N市へと帰還を果たしたばかり。2つの剣を操る剣士だが、なぜか一緒に常備しているアンチマテリアルライフル(リアっち〇〇号)が爆散する。幼い頃の実験の影響で、二刀流の扱いだけ別で身に着けたらしい。得意技はリアっちの購入ルート確保。隙を見つけては謎のルートで在庫を確保しているらしい。

4つ下の妹である、銃破壊の錬金術師(ガンクラッシュ アルケミスト)水無月 華蓮(みなづき かれん)もUGNチルドレン。妹を溺愛しているが、心配をかけまいと隠し事をしてしまう節があり、それ故にすれ違いを生んでしまうことも。それが決定的となったのが、4年前の事件。

4年前、遺産を巡る戦いの援護部隊の一員として秘密裏に外国へと駆り出されることとなった。もちろんその実力を買っての招集であったが、他にも参加する理由があった。ダブルクロスとしてUGNを追われ、何も言わずに去っていった妹の錬金術師の先生。その先生はUGNとFHの両方から遺産の情報を集めていたらしいと。確証を得るまでは妹には話せない。必ずその真意を聞き出すのだと。

しかし、そこでの戦いで敵味方問わず多くの被害が出る。仲間ともはぐれて戦局も不明。さらには、遺産を狙ったFH部隊からも追われることに。自然物の多さからどうにか逃げおおせたものの、戦場は未開の地であり戦闘の余波で連絡手段は失われていた。任務に復帰するのはもはや絶望的。生存できるかすらも怪しい状況だ。

自力で通信できる技能があれば良かったが、一葉はそれを持ち合わせていない。無意識のうちに残った物資を確認していた。「武器はだめ、通信機器もだめ、食料も心許ない、無事なのはすぐ使わないからって奥にしまってた着替えくらいか・・・。ん？これって・・・。」荷物には一輪の石のバラが紛れていた。遺産「祈りの造花」である。「私は華蓮みたいに自分で武器を生成していなかったけど、これがあれば・・・。」渇望によってオーヴァードに覚醒した一葉は、「力が欲しいか」と語りかけるその花に手を伸ばした。

幸いなことに、自力で生活するための食料や日用品を作り出す能力があったため食と住を確保できており、遺産のおかげで武器にも困らない。FHから逃げながらのサバイバル生活を行うことは可能であった。着替えが無事だったのも大きい。

一葉は先生の動向を追うため、単身現地に残ることにした。もしここで帰ればその二度と真意を確かめることはできない。そういった確信があった。「祈りの造花」を持つものに《絶望》は許されない。一人であろうと成し遂げなければ。

それから孤独な闘いの日々を送ることとなる。そんな一葉の心の支えになったのが「リアっち」である。

一葉が常備しているアンチマテリアルライフルのことで「リアっち○○号」と愛称を付けているが、ポルターガイストのエフェクトで毎度破壊されて次代の番号が増えていく。闘いのたびに錬金術で稼いで在庫を確保しているのだ。現在は77号を襲名している(初登場時には74号)。

そんなリアっちに対して、妹への愛情を注いでいるようだ(ただしリアっちは毎回破壊される模様)。肝心の妹もやっていることが変わらないため、似た者同士である。

先生は一葉がまだいることを知ってか知らずか中々尻尾を出さず、それから数か月経った。「おかしい。先生はずっと一人で籠って研究していた。遺産の情報を集めているのに単独で？私たちと争っていたFHとも会っていないみたいだし・・・。」

そこで一葉は一つの仮説にたどり着く。「一人？遺産・・・特定のものの収集を強要されている？いや、そんなはず！でも何でもかんでも作りだそうとする、先生程の錬金術師ならあるいは・・・。なら一人で活動している理由はきっとあれが原因だよね？」「だからって華蓮に何も言わないのは無し！人の事言えないけど。しかたない、覚悟決めようか。」

「先生！その問題の解決、私にも手伝わせてよ。今や私も同じ身なんだしさ！」

そうして単独行動していた期間を含め全てを解決し、妹の元へと戻る頃には4年の月日が流れていた・・・。

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