容姿・経歴・その他メモ

金糸の髪に白磁の肌、サファイアと見まがうほど美しく澄んだ瞳。
人々に愛されるべく産まれてきたと思わせる程に愛らしい容姿のメリア。貴族の生まれであり、両親・家来に愛され、“姫”と呼ばれながら、純真にして天真爛漫な少女に育つ。
黄色のフリージアを左右の耳の上に二輪咲かせ、一喜一憂と共に綻び萎びを繰り返す様は動物の耳のようでもあり、その愛らしさを一層際立たせる。

───が、その横に控えるはナイトメアの執事。
常にユラの傍に寄り添い、身の回りの世話を完璧にこなす。
彼はユラが5歳の頃に“拾ってきた”人物であり、路上で死にかけていたところを救い上げる。
当時、大反対していた両親だが、ユラの三日三晩に及ぶ
「私ﾞがﾞおﾞ世ﾞ話ﾞすﾞるﾞかﾞらﾞぁﾞ！！」
「私ﾞがﾞ面ﾞ倒ﾞ見ﾞるﾞかﾞらﾞぁﾞ！！」
の泣き喚きに負け、渋々許可。
しかし彼のユラへの忠誠心は異常な程で、何があっても傍に控え、ユラのわがままにも耐え、どころか完璧に要望に応える様子から、両親も次第に彼を認め「決して裏切らない執事」として、ユラに関しての世話を彼一人に全権任せている。
───ので、ユラは自分の身の回りのことが何もできない。髪結いさえ任せている。

17歳の誕生日を迎えたユラは、何を思ったか「おもしろそう！」と家を飛び出し、キョウを一人連れ、おいしいマカロン探しの冒険に出る。

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