容姿・経歴・その他メモ

4－3　忘れられない恐怖を体験したことがある
2－1　異種族の街で育った
5－1　物心ついた頃には一人
4－1　恐怖に打ち勝つため


経歴
最も古い記憶はシェク王国の紛争地帯を渡り歩いていたころ。そのころには誰に教わったかしれず幼子一人で争いの中をただひたすらに生き抜く術を身に着けていた。
12になったくらいの頃、もの珍しさか憐れみからか、通りすがりのエルフの魔法使いがビィムを拾ったことでエルフの集落で育ちつつ妖精使いとしての腕を磨くこととなった。
10年ほどたったある日集落が魔族蛮族の襲撃に合う。あるものは素早く逃げたり、あるものは水中で生息をひそめていたがメリアであるビィムにはそんな芸当はできなくあえなく捕まってしまう。そして不幸なことにビィムが司る桔梗が薬草にもなること、半端にその知識をしっていた魔族がいたことで、しばらくの間生きた薬草として扱われることとなってしまった。一通り毟られ抜かれ、丁寧に「栽培」されたあと、飽きられたのか捨てられたことで一命をとりとめたのであった。
のちに集落に戻ることはできたがトラウマのせいで日常生活がままならない。しかしそんな彼でも唯一心安らぐ瞬間があった。そう、魔物をなぶり殺しにしているときだ。彼らの血と悲鳴そして恐怖と苦痛にゆがむ表情をみることができたとき、彼は彼の中の恐怖に怯える必要がないのだ。そのことに気づいたとき、彼は冒険者になる決意をしたのだった。いつか完全に恐怖に打ち勝つ日をもとめて。



容姿
象徴する花は桔梗　左目に咲いている

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