容姿・経歴・その他メモ

「わたくしはセーラ・マレフィー。此度の道行、互いの幸にならんことを」
＜経歴＞
一定期間の記憶がない / 才能が絶賛されたことがある / 引きこもっていたことがある

＜冒険に出た理由＞
探しているものがある

＜パーソナルデータ＞
身長：170㎝ / 体重：52㎏ / 髪の色：薄い紫 / 肌の色：白

＜一般技能＞
宝飾師：レベル5
料理人：レベル2

＜人物＞
　ある日ハーヴェスの街中で倒れているのが見つけられたエルフの女性。それ以前の記憶が一切なく出自が不明である。見つけられた時の身形がそれなりに着飾ったものであることから、いい身分の人物であったことが推測されたが、今に至るまでその正体は不明なままである。
　とある宝飾師の家に拾われて、ある時その宝飾師の気まぐれでセーラに宝飾技能の手解きをしたところ、非常に高い才能を見せたことで、それ以降宝飾師の仕事を手伝いながら生活していた。
　数年経ったある日、仕事で持ち込まれた宝石が高レベルの「妖精使いの宝石」であり、その魔力に触れたことで脳裏に記憶がフラッシュバックし、同時に妖精魔法使いとしての力が発露する。その力は日に日に強さを増し、その上セーラ自身もうまくコントロールできないほど強力な魔力であり、その魔力が身近に凶事を引き起こすと噂され部屋に引きこもる日々を何か月か過ごすこととなった。その引きこもり生活の間に何とか魔力の暴走を抑え込み、それと同時に自分のルーツが妖精魔法に関係しているのではないかと考えるようになった。宝飾師にそのことを打ち明け、自分の記憶を取り戻すために冒険に出ることを説得し、再開の約束と共に冒険者としての旅立ちをするのであった。

　セーラは年齢不詳だが、その立ち居振る舞いからそれなりに長く生きてきたエルフであることが推測される。その性格は優しく示唆に富んでいて、ときに厳しい言葉も発するが、それは相手のことを思ってのことである。溢れ出る魔力を常に押さえつけており、魔法を何度か行使するとその魔力の抑えがうまくできなくなり、「黒い感情」が強くなっていき、言葉遣いも険しい物に変貌し、荒々しい面をのぞかせることもある。或いはこれが失われた本来の彼女なのかもしれない‥‥。

「わたくしはまだ研磨される前の原石ですが、微力を尽くして貴方の助けとなりましょう」
「侮ってはなりませんよ。人はだれしもその魂に輝ける宝石を宿しているのです」

「──この紅い煌きはその身を焦がす焔也──」

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