聖印と神像

ニャーリスの聖印は全体的に猫を思わせる丸いシルエットに耳と髭のような文様が描かれた形状をしています。

神像は鳥のような翼を有した女性の姿をしており、ワンピースドレスのような薄い衣を身に纏っているものが最も多く見かけられます。

神格と教義

ニャーリスは幸運の女神です。ニャーリスを信仰した者は、運を味方につけると言われています。
ニャーリス本人（神）は争いを好みません。しかし、他者のそれに対してはさして関心がありません。存分に殺戮の限りを尽くしましょう。
猫はニャーリスの使いといわれています。黒猫は特に、その身に幸運を秘めているとも言われています。
魔法文明時代に神としてその名が広まり始め、一時は大神格まで上り詰めました。地上で大々的に信仰されていた頃は冷血で冷徹で冷静な性格をしていたようですが……現在はただのあっぱらぱーです。盛大に戯けています。カルディアに連なる由来を持っているようですがどのようにして神と成ったのかは不明なままです。

格言

「わ〜ほんとに信じてくれるの？くれるの？」

「死んじゃったよ！たよ！」

「うみみゃぁ！」

備考

真名『エヘカトル』。

なお該当地方で当神が稀に目撃されており、場合によっては街がひとつふたつ簡単に消し飛ぶ恐れがある為、接触には一定以上のレベルとランクを要求されることがあります。

《ニャーリス流マナ削減魔術》
入門名誉点50点　地位名誉点100点(ブロードソード級)から入門可能、ニャーリス信仰プリーストであれば地位不要。
：ニャーリス様より直伝された（らしい）魔法技術。マナの流れに逆らわず、自然に身を任せつつも己が望む方向へ誘導することによって消費するMPを減らす専門技術であり、魔法文明時代に人気があった（と記録ではそう記されている）流派。技術は確かなのだが、そのあやふやな歴史に疑問を抱くものは少なくない。
：理論的なはずなのに感覚的で、教導できる者はとても少ない。

・秘伝
《乱数調整》：基礎特技「なし/独自型」：前提「なし」：必要名誉点「20点」
：この秘伝を習得している者はダイスを振って消費MPを決定する魔法を使用する際、消費MPダイスの最大値を1減らすことができる（1d6→1d5）。

《激流に身を任せどうかしている》：基礎特技「なし/独自型」：前提「MP軽減/〇〇」：必要名誉点「30点」
：この秘伝を宣言したラウンドでは、習得している《MP軽減/〇〇》の魔法技能の魔法に限り消費MPがさらに-1される。

《魔力の奔流》：基礎特技「なし/独自型」：前提「魔力強化Ⅰ」：必要名誉点「30点」
：この秘伝を宣言した次の魔法行使時に一度だけ魔力を+1~3する。そして、上昇させた魔力の倍の数だけ抵抗を-2~6し、上昇させた魔力の自乗分だけ消費MPを増幅させる。

ニャーリス（小神の分体・幸運神）