容姿・経歴・その他メモ

OPBで作成
生まれた環境:労働力として
幼年期の経験:優れた直感
1回目のハプニング:災害
少年期期の経験:秘密の研究室
2回目のハプニング:幸運
青年期の経験:正式な訓練を受けた
3回目のハプニング:奴隷として過ごした

冒険に出た理由:探しているものがある
ヴァングランツになった理由:家族を追って

信条:賭博・貧乏の肯定

矜持/執着:侮辱を許さない


海岸沿いのタンノズの集落にて、近くの村から攫った人族の孕み袋から生まれ落ちる
その身は蛮族としてはあまりにも整っており、本来の仲間とは程遠いその姿は、当然疎まれ迫害されることとなった

ただし、その種を仕込んだ雄のタンノズがそれなりに集落の中でも上位に君臨しており、劣等種といってもまだ使えないことはない力があった。そのためいざとなったら餌として獣に食わせるくらいの扱いで、奴隷と何ら変わらない道具として生かされることとなった。
生きる目的なんてない。けれど、死にたくない。その本能から、必死に斥候としての技術を身に着け、狩りに必要な道具の作り方を叩き込み、集落の者らに取り入るために料理を覚えていった。

そんな心を殺し、生きるためだけに足掻き続ける屍にも、終わりの時が来た。
圧倒的上位者、世界の頂点といえる者たちの戦いの余波に巻き込まれることになってしまったのだ

まるでそれは天地開闢の物語のようで、その圧に巻き込まれた集落は当然跡形もなく消し飛び、本来であればそこで屍も死ぬはずだった。
しかし、運がよかった。劣等種には真っ当な家など勿体ないと、集落のはずれに追いやられていた結果比較的マシな被害で済んだのだ。

しかし、狩りの道具は消えてしまった。結局死ぬんだな、そう意識が落ちかけたとき、救いの手は差し伸べられた
奇特な精神の持ち主のグラランが、拾い上げてくれたのだ。

その後は、人生で初めてそして二度と手に入らない。長くて短い、平和な日々が訪れる。
錬金術師であるグラランに教えを請い、言葉と技術を学び
忌むべき呪いの証。甲殻に覆われた右腕を、戦いの武器へと昇華させるその術を身体に刻み込んでいく

それでも平和は長続きしなかった。当たり前だ、劣等種といえどもラディはどこまで行っても『蛮族』なのだから

生活していた工房にやってきた冒険者たちにやられたくなければおとなしく連行されろようにと要求され
親も同然であったグラランに迷惑をかけるわけにはいかないことから、迷わずついていくこととし、牢獄にて奴隷として過ごすことになった。

それから年月が立ち、奴隷としての日々も板についてきたところで、その施設から逃げ出すチャンスが生まれ、それに乗じて脱走。
蛮族でありながらも、人族として認められる存在となるために、親に胸を張って再会することを目指して旅に出た


蔑称でしかないハゲラの呼ばれるとキレるため、自ら名乗るときはラディとしか名乗ることはない

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