魔法文明時代の桜の枝
基本取引価格:取引不可
- 知名度
- 25
- 形状
- 少し濡れた桜の枝
- カテゴリ
- 装飾品:任意
- 製作時期
- 魔法文明
- 概要
- バッドエンドを超えた二人の思い出の品
- 効果
-
[常]もしこの雨が晴れたのなら
この武器の持ち主の意思によってこの能力を発動することができます。(戦闘中に使う場合は補助動作です)
天候を晴れにすることができ、また天候が悪いことによるペナルティを無効化することができます。
この効果は人為的な物に対して使うことは不可能です。[常]美しい桜の枝
この武器を装備している限り、冒険者ランクが1高いものとして扱われます。
由来・逸話
魔法文明時代、雨男と呼ばれる貴族が居た。
彼が生まれてから、その人物の領地は常に雨だった。
もちろん領民からの反発もあった。彼が10歳になるころには、既に屋敷には従者は誰もおらず、領地に残る人物もいなかった。
ただ一人の伴侶を覗いて。
彼らの庭には、決して枯れない桜があった。雨によって散っても、花が減ることはなかった。
彼らはずっとそれを見続けた。彼らの楽しみであり、思い出の品だった。
研究によって、桜と雨男がこの雨を降らせ続けていることがわかった。
彼は死ぬ気でいた。どちらかが死ねば雨が止まるのなら。
伴侶はそれを許すことはなかった。しかし、民衆は彼らを殺しにくる。
結局、逃げることになった。だが逃げ切れるわけがない。
結局、彼らは桜の下で死んだ