容姿・経歴・その他メモ

小さくない、大きくもない一般的な村で育った朱雀。
家族全員仲が良く、10ほど年の離れた兄がいた。
兄は村の中では指折りの戦士で大いに期待されていた。

ある日蛮族が村を襲ってくるとの情報があり、その討伐隊に兄の率いる部隊が選ばれた。
そこから詳しい事は分からないが、討伐後、兄は村で忌み嫌われているような印象を受けた。
そんな中、ある日父親に呼び出された。
穢れてしまった兄を殺せと命じられたのであった。

村の掟を誰よりも律儀に守ってきた朱雀だが、大切な兄を殺すことが出来るわけもなく逃がしてしまった。
掟を破って許される訳もなく、すぐに裏切りとみなされ、村の友人や親までもが襲い掛かってきた。
それ以降、幼い頃からの鍛錬のおかげで無事に逃げることが出来たが、未だに家族や村の人間から追い回されている。

兄のような人間を出さないために自分ができる事、目指す物を考えた結果、頂点に立つ他ないと考え、王になる事を決意するのであった。

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