極東の国の、島津家の小姓の娘。
幼いころは剣聖宿儺(スクナ)の娘共々、道場で剣術を教わっている。
宿儺(スクナ)の弟子であり娘でもある竈七(ソウナ)と共にまるで姉妹であるかのように一緒に育ち、そしてその腕前を磨いていく。
才のある竈七(ソウナ)に友情の他憧れを感じていた。

ある日戦に島津家当主と出ている最中に病で愛娘が倒れ、そのまま立ち会うことも出来ず亡くなってしまう。
心労する当主に掛ける声もなく自身の未熟さを噛み締める事となる。

更に、剣聖宿儺(スクナ)が行方不明となり、自身が一番の強者であったこともあり道場の師範代となり道場を竈七(ソウナ)の代わりに守り始めることとなる。
いつか竈七(ソウナ)が帰ってくると信じて。
剣聖宿儺(スクナ)と比べられ、自身の未熟さに焦りを募らせながら。

島津家に仕える者であることを示す技能。

自身の手番の際、受けているマイナス補正全てを合計し全行為判定に＋補正として扱うことができ、精神効果などによる悪影響を一切受けることなく行動できる。
また、戦闘中1度だけ補助動作でHPに[3]点の確定ダメージを受けることで回数制限のある技能を再び最初の状態に戻し使用可能とする。

強靭な意志をもって立ち上がる。
HPが[0]点以下となった場合に1度の戦闘で1度だけ発動し、生命抵抗判定に自動成功となる。
[生命抵抗力]個のダイスを振り、合計点分のHPを回復する。
また、回数制限のある技能を再び最初の状態に戻し使用可能とする。
ただし、継続する戦闘が終了するまで自身の手番を終える度にHPに[1d6]点の確定ダメージを受け、[0]点以下となった場合即座に致命傷状態となる。
致命傷状態となった場合、気絶状態として扱うが3R以内にHPを[1]点以上に回復させなかった場合、即座に死亡する。

乱戦エリアに自身と敵と認識する者の2体のみとなった場合、決戦状態となりお互いの受けるダメージが2倍となる。
このダメージは、防護点を加算する前に2倍となる。

この技能は、戦闘特技の枠を1つ使用する。
示現流の心得がある。
カテゴリ:刀をSSランクまで装備することが出来る。

[二の太刀要らず]使用条件:CL.1
複数の攻撃を行えなくなるが、1回目の攻撃が必ず命中する。
また、C値を-1し追加ダメージを+[CL]する。

[桜花閃々(おうかせんせん)]　抵抗:消滅　リスク:生命・精神抵抗-2
命中判定後、攻撃を回避された場合でも命中の可否問わず精神抵抗判定を行う。達成値は自身の行った命中判定の値である。
達成できなかった場合「自身の使用した武器の威力/2+魔力」点の魔法ダメージを与える。

高速で前方に走り抜けた軌道上に間髪入れず桜色の剣閃が走る。
可憐な技であるが庭の剪定(せんてい)から生まれた生活感溢れる技術である。

[一の太刀 - 見習い - ]使用条件:CL.5
1回の近接攻撃に1体のみが対象となる。
生命抵抗判定を行い、出目が[18]以下の場合即座にHPを[0]点とする。
出目が上回った場合、通常通りのダメージ判定を行う。
また、使用した手番終了時、自身がHPに[4]の確定ダメージを受ける。
この戦闘特技は1回のみ使用可能である。

[二の太刀 - 見習い - ]使用条件:CL.7
半径20ｍの敵と認識する者全てに対し近接攻撃を行う。
命中した場合、[CL]の追加ダメージを与える。
また、使用した手番終了時、自身がHPに[6]の確定ダメージを受ける。
この戦闘特技は、戦闘中1回のみである。

[未練]使用条件:CL.9
自身の手番が終了した際に使用できる。
再び自身の手番を行うことが出来る。
この戦闘特技は、戦闘中1回のみである。

特殊効果
〇断迷
主動作で効果を発動する。
自身の迷いや躊躇いを断ち斬って移動する。
PCや乱戦エリアをないものとして扱い、自身の移動を妨害することが出来ない。

〇忘却
自身が物理・魔法ダメージを受けた際に効果を発動する。
「威力+戦闘技能+ダメージボーナス」を行い、出た値分ダメージを減少させる。
ただし、呪いや病気に対しては効果を発揮しない。

特殊効果
〇コンバットハイ
戦闘となった際に効果を発揮する。
味方以外の対象「1体」につき、追加ダメージが+「1」されていく。

〇レイジ
所有者がダメージを「5」受ける度に効果を発動する。
威力表が+5(K80)増加する。
最大で+50まで上昇できるようになる。

〇かばえ
所有者をかばわせる。
効果は「かばうⅠ」と同様だが宣言は必要とせず、回数制限もない。
ただし、所有者は精神抵抗判定など受動的なきっかけの判定に必ず自動失敗し「運命変転」も使用できない。

〇威圧(14(21)/精神抵抗/消滅)
自身の半径10mの敵とみなす対象全員と精神抵抗判定の比べあいを行う。
抵抗に失敗した対象は10m後方に後退る。
また、任意の1体を対象から除外することができる。

〇弱体化無効
この武器は―補正及び状態異常等を一切受け付けない。

〇2回行動[常時]
対象の手番が終了した際、もう一度手番を迎えることができる。
その際、宣言特技なども使用可能となる。

長きに渡り持ち主を変えながら人の魂を吸収し続けていた刀。
刀身が妖しく紅く煌めいており非常に美しい。
今までいったい何人の魂を吸収してきたのだろう。
それはもはや、誰にも推し量ることは出来ない。