【ネストロム流専心剣術】
(不詳)- 入門条件
- 50名誉点
一対一の戦闘に用いられてきた流派です。発祥は貴族同士の決闘だとするもの、戦場で自然発生的に生まれたもの、はたまた蛮族の決闘の様子を模倣したものとする意見もあります。生まれについては謎が多い流派ですが、眼前の敵を突破するための技術は本物であり広く普及しています。習得しようと思えば冒険者ギルドのある街ならば機会に困ることはないでしょう。
習得しやすく、一対一の戦闘に優れた流派ですが、乱戦において複数を相手することには不向きであるため戦争向きではないと軽く見られることもあります。
流派装備
主に武器を装備した状態であることを前提としている以外に制限は多くありません。一見刃がついていないと出来ないように感じられる技もありますが、問題なく使用できます。
秘伝
《一撃専心:剛の型/・重/・砕》
- 必要名誉点
- 20/30/50
- タイプ
- ≪全力攻撃Ⅰ≫変化型/≪全力攻撃Ⅱ≫変化型/≪全力攻撃Ⅲ≫変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 近接武器(〈カテゴリ:格闘〉を除く)、制限移動、≪薙ぎ払い≫宣言不可
- 使用
- なし
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-2
- 概要
- 近接攻撃のダメージ+5/+15/+25、体を自由に動かせないことによるペナルティ修正を一部軽減
- 効果
力強く踏み込み敵の防御を上から砕く一撃を打ち込みます。
この技は息を整え一撃に集中するため大きな動きを制限されますが体勢が崩れた状態や足場が悪い状態など、体の自由が制限された状態でもその集中力で強引に命中させます。
※具体的には手足が使えない状態以外でのペナルティ修正のうち、-2であるものは±0に、-4のものは-2に軽減されます。
《一撃専心:柔の型/・鋭/・閃》
- 必要名誉点
- 20/30/50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- ≪必殺攻撃Ⅰ≫
- 限定条件
- 近接武器(〈カテゴリ:格闘〉を除く)、制限移動、≪薙ぎ払い≫宣言不可
- 使用
- なし
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-1
- 概要
- 攻撃対象の防護点を3/4(端数切り上げ)として扱う。体を自由に動かせないことによるペナルティ修正をうけている対象の場合、防護点を半分(端数切り上げ)として扱う。
- 効果
普段の間合いよりさらに一歩踏み込み、敵の鎧などの隙間をより正確に狙うことで防御を突き崩します。
踏み込むことでより死の危険は増しますが、それによって得られるものもあります。
この技は転倒した相手など、体を自由に動かせない相手への追撃で真価を発揮します。
《一撃専心:痛撃の型/・孔/・穿》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- ≪必殺攻撃Ⅰ≫変化型/≪必殺攻撃Ⅱ≫変化型/≪必殺攻撃Ⅲ≫変化型
- 前提
- ≪一撃専心:剛の型≫≪一撃専心:柔の型≫
- 限定条件
- 近接武器(〈カテゴリ:格闘〉を除く)、制限移動、≪薙ぎ払い≫宣言不可
- 使用
- なし
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力-2/-1/なし
- 概要
- 近接攻撃の威力表参照の出目+2、クリティカルが発生しなかった場合、適用ダメージが「0」となる
- 効果
相手の一点に狙いを定め、鋭い一撃を打ち込みます。
鋭すぎるがゆえに当たり所が悪いと弾かれてしまい、ダメージを与えることができません。
宣言を行った攻撃が命中した場合、威力表使用時の2dの出目が3~11の場合、それを「+2」して扱います。
(出目の最大は12であるため、出目が11の場合は12として扱います。)
この処理は、クリティカル後の振り足しでは「+1」として扱います。
その代わり、クリティカルが発生しなかった場合、武器の威力や追加ダメージの大きさに関わらず適用ダメージは「0」点となります。
(クリティカル後の振り足しでの処理には適用しません)
≪一撃専心:痛撃の型・穿≫の場合、クリティカル無効能力を無視します。