ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ヌヴェール・キャロンドリエ - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ヌヴェール・キャロンドリエ

プレイヤー:みもり

どこにいても、
    私はあなたを照らす月です

種族
ナイトメア(人間)
年齢
享年87
性別
種族特徴
[異貌][弱点/土]
生まれ
森羅導師
信仰
ランク
穢れ
0
8
10
12
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
器用度
8
敏捷度
8
筋力
10
生命力
10
知力
12
精神力
12
増強
増強
増強
増強
増強
増強
器用度
1
敏捷度
1
筋力
1
生命力
1
知力
2
精神力
2
生命抵抗
3
精神抵抗
4
HP
16
MP
18
冒険者レベル
2

経験点

使用
2,000
残り
0
総計
2,000

技能

ドルイド
2

戦闘特技

  • 《》

練技/呪歌/騎芸/賦術

  • なし

判定パッケージ

なし

魔物知識
0
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
8 m
全力移動
24 m

言語

会話読文
交易共通語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
ドルイド技能レベル2 森羅魔法 4 4 +0
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 10 0
装飾品 専用 効果
上質な絹の白い布 妹からの贈り物、角を隠すため
所持金
0 G
預金/借金

所持品

名誉点
0
ランク

名誉アイテム

点数

容姿・経歴・その他メモ

Profile

◆基本情報
キャロンドリエ家長女、ヌヴェール
人間の里で、父:人間と母:アルヴの両親から生まれた人間のナイトメア
冒険者として旅をしたかったが、身体が弱く、ナイトメアとして里から差別を受けている経験からひっそりと暮らしていた

◆さくっと知りたい人向け
67年前 次女、クロワッサンの誕生

50年前 クロワッサンの旅たち

5年前 父親の死

クロワッサンが≪黎明の地平亭≫入りした頃 母とヌヴェールの死

◆経歴など(食事前後に読むことをおすすめしません)

長女として生を受けたヌヴェールだが、元から病弱な体質だった。そのせいか、性格も塞ぎ込みがちで動きもぎこちなく、いつも頭の角を白い布で隠していた。
家から出ることもほぼないためか、母親や後に生まれた次女クロワッサンの2人のアルヴと同じくらい肌が白かった。
父親はその里で1番の力持ちで頼られている人間だったが、アルヴとナイトメアを家族に抱える者として、裏側では大層嫌われていた。
母親やヌヴェールは更に嫌われていた。家には水を溜めていた桶の中に死んだ生き物の内臓が入れられていたり、市へ買い物にいけば周りの者たちがあからさまに白い目を向けられた。しかしそんな状況でも、父には知られたくないと母と2人で必死に生活と笑顔を取り繕った。
そんな中、母親がクロワッサンの妊娠と同時に高熱を生じた。以前アルヴの里で暮らしていた母親は自身の妊娠…恐らくアルヴの子を孕ったことにいち早く気付き、堕胎を含め父親に相談をした。しかしヌヴェールは土下座をして頼み込んだ。妹が、家族が、味方が欲しい、と。

次女クロワッサンはヌヴェールとは真逆の性格に育った。何事につけても明るく、器用な性格で里に溶け込み人々から好かれ、紹介で街で働くようになった。
父親の稼ぎでは賄えきれなくなってきたヌヴェール自身の治療代を含めた生活費を、妹は何一つ文句を言うこともなく稼いできた。
クロワッサンはヌヴェールを心配する気持ち以上に、ヌヴェールを慕っていた。角を隠すために上質な布をプレゼントしたり、街で客から貰ったお菓子を両親には内緒でこっそり2人で食べたり、そして今恋をしている男性についても教えてくれた。
明るく人気者の性格の妹を妬んだことはない。きっと、両親から受け継いだいいところをクロワッサンが持って行き、ヌヴェールが悪いところを貰った。むしろ私でよかった、こんな苦しい思いを大好きな妹にさせることがなくって、よかった、そう思いながらこっそり涙して寝る夜は決まって新月だった。

クロワッサンが里を出て旅に出たいと聞いた時、愛する妹が旅立つ不安よりも応援したいという気持ちが勝った。不自由な生活や役に立たない姉の治療代などに縛られず、彼女には自由に彼女らしく生きて欲しい、それが姉として彼女にしてあげられる唯一のことだと思っていたからだ。
-そう、また今まで通りの生活が始まるだけ。クロがいなかった、あの日々に-
実際クロワッサンが里の皆から好かれていたこともあって、以前のような嫌がらせはほぼなくなっていた。しかし彼女がいない時に出かけた先での目や声は何も変わっていなかった。
父は反対していた。アルヴの妻を取り、ナイトメアの娘を守り続けているなら当然の判断であろう。しかしヌヴェールは白く細い膝を折って父に頼み込んだ。
妹を、いかせてあげてください、と。それはヌヴェールが妹を産んで欲しいと願った時以来、彼女が生まれてから二度目の両親への願いだった。

クロワッサンが旅だってから互いにピジョンメールを飛ばしあっていた。妹からくる手紙は小さな紙が真っ黒になるくらい色々なことが書かれてあった。
ヌヴェールは少し震える手でペンを取り書き始める。

「親愛なる妹、クロワッサンへ
    どこにいても、あなたを見守る月より」


ー以降、希望する死に方です

ある時干ばつが続いた年があり、里の人々は生活に困窮していた。そしてクロワッサンが旅たったその日だけ、里に雨が降った。しかしその年に雨が降ったのはその1日きりだった。

45年が経ち、雨は降るものの、その里一帯の異常気象は続いていた。
他の街から援助を受けたことにより持っていた食糧も、協定が打ち切られたその年にいよいよ底を尽きた。街からは借金を抱え込んだ里としてもはや相手にしてもらえない。狂い始めた里の衆はその限界の矛先をキャロンドリエ家に向けた。
「あの家にあんな穢れが溜まっているから、こんな状況に陥っている」
「我々でこの里を正しく立て直さなければならない」

しかし里の人々だけで、里一番の腕力であるキャロンドリエ家の大黒柱を倒すことは不可能に近かった。
つまりそうだ、外部の力を頼ればいい。
母とヌヴェールは父親が何故亡くなったかを知らない。それはいつもの夜、蛮族が里の近くを彷徨いているという報告を受け、いつも通り父親が見回りに出かけて行っただけだった。そしてその父が戻る朝は来なかった。
2人は悲しんでいる余裕すらなかった。父親が戻らないということが何を意味しているか、今までのことを踏まえれば十分すぎるほど痛感した。
しかし病弱な娘を抱えて逃げるほどの力を母は持っていない。2人は追いかけてきた里の者にあっさりと捕まり、里の牢へと放り込まれた。

そこからは想像を絶するような日々が続いた。吸精を死ぬ寸前までさせてもらず暴力に耐え続ける母、角を焼かれ脚の腱を切られて虫や低級生物の汚物や臓物を煮込んだものを食べさせられるヌヴェール。
いっそ殺して欲しいと願い続ける中で、ヌヴェールは段々と愛する妹さえも恨む自分に気付いた。
-どうして私ばっかり-
-あの子はこんな目に遭わずに済んでるの-
-どうして私たちを見捨てたの-
そう思う自分自身が何より嫌で堪らなかった。恨むくらいなら死んでしまいたい、死ぬことすら許してもらえないのならば感情を殺してしまいたい。
言葉を発することも目を開くことも諦めたヌヴェールは、病弱でも死に至らない身体を呪った。そして肉の塊と化した母親であったものが目の前の夕食として出された日に、音を立てて心が壊れた。

茹だるような暑さが続いた日差しの中、ヌヴェールは里の群衆の前で十字の形をした木に括り付けられ、身体中を槍で突かれ息を引き取った。彼女を焼いた火は夜まで消えることはなく、月がない夜に灯る小さな光となって、消えた。

※一部インスピレーションを受けた参考エピソード:メメントモリ ルナリンドのメモリー(こっちはちゃんと救われます)

経歴ダイス(自分の部屋で振ったやつ)

(3B6) > 3,5,4

#2
(3B6) > 1,6,5

#3
(3B6) > 2,3,1

B-5-4 役に立たない得意技がある
A-6-5 血縁者と死別したことがある
A-3-1 大怪我をしたことがある

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 2,000
取得総計 2,000 0 0 0

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